2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
そんな朝の気持ち良く物憂い感じのなか聴いているのはエバーハルト・ウェーバーの「終わりなき日々」。オレゴンのPaul McCandlessを迎えた演奏で、オレゴンのあのFolk系浮遊音の世界とウェーバーのふにゃっとしたベース音が美味しく溶け込んでいる。いい組み…
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そんなときには感性を大きく振り回したり、遠くに連れて行くのではなくて、時間が少しでもゆっくりと流れるような音がいい。そんなボクにとって素敵なジャ ズとは,と考えると,真っ先にこのLPを思い浮かべる。ジム・ホールがドイツのMPSに吹き込んだ一枚。…
今朝はArgerichによるショスタコーヴィチのピアノ協奏曲を聴いた。2006年ルガーノフェスティバルでのライヴ。凄い勢いで駆けるように音が流れ ていく。勢いを音にしたような録音。そのほかにも同じショスタコーヴィチのピアノ協奏曲がDG盤にも収録されている…
夕暮れの景色をみるささやかな寂寥感も悪くなくて、野田山の向こう、あかね色の医王山に見惚れてしまった。あかね色の白峰、をしらじらと見ていると、天蓋の縁でまじわる冬と春の光景のなかに、自分の歩をおさめてみたくなった。
Lokua Kanza, Richard Bona, Gerald Toto:Toto Bona Lokua(2003) 1. Ghana Blues (R.Bona) 2. Kwalelo (R.Bona) 3. Lamuka (L.Kanza) 4. L'endormie (G. Toto) 5. Flutes (G.Toto) 6. The front (R. Bona) 7. Na yé (L.Kanza) 8. Help me (G.Toto) 9. Stésuf…
そんな消えてしまいそうな冬へのオマージュのような音。最近、随分聴いているのがアナトリー・ベデルニコフのラヴェル。水の戯れとクープランの墓。
オバカな鯨飲する前にオヨヨ書林で買った古書が、池田満寿夫のエロチックな旅(1996,求龍堂)。僅か63才で亡くなる1年前の出版。オヨヨ書林の棚をみていたら綺麗な表紙と眼があって、連れて帰った。500円也。翌日、名古屋へでかける車中で読みおえた。
そんな朝はマーク・コープランドの、砂糖を少しだけ入れた紅茶のような、仄かな甘口の音を聴くのも悪くない。ハーシュのような深い世界観を感じさせる人ではないのだけど、ピアノの響きがとてもいい。
昨夜、近所のバーgaletassoではじめて(だそうだ)のライヴがあった。伊藤大輔さんというヴォーカリスト。ジャズのフィールド,だそうだ。しらな い唄い手(ほとんど知らないヒトばかりなのだけど)だけど、なんの予備知識なしに聴いたのだけど、とてもとて…
昨夜届いていたのは米Amazonに注文していたフレッド・ハーシュのRed Square Blue。ロシアの作曲家Scriabinの曲,それもゲンリヒ・ネイガウスの演奏で好きな前奏曲Op. 11, No. 2が入っているので注文。送料を含めても日本のアマゾンより随分安い買い物だった。
全曲が亡き安井かずみの作曲、作曲はいろいろ。ボクには鈴木勲の曲がとても格好良くて、矢野顕子(デビュー当時!)の曲がどう聴いても矢野顕子なのに驚いた。
僕の友人Normがジャズ番組をやってます.サンディエゴのFM局KSDS(インターネット http://www.jazz88.org/ あるいはiTUNESのradio/jazzで聴けます).日本時間の12時から14時.趣味がいい奴なのでいつも新しい発見があるので楽しみ. 興味があったら聴いてく…
Museという1970年代から1980年代にかけて正統的なジャズを残したレーベル。小粒でも大粒でもない、中粒ってコトバはないと思うのだけど、そんなジャズを沢山残している素敵な感じのレーベル。
地震の前に出かけたのは御茶ノ水のディスクユニオン・クラシック館。関東に出かけたときは、お約束のように行く。本当はジャズ館も行きたかったのだけど、クラシック館で沈没。ジャズ館はまた今度。
そんな少し疲れたような日曜日なので、クラシックというより民族音楽のような音源をぼおっと聴いている。米国NPRの音楽サイトでみ つけたもの。なんとなくほっとする音楽。クラシックというより民族音楽、20世紀の音の流れの源のような。 行ったこともない中…
このAnouar Brahemという知らない奏者のアルバム「Astrakan Cafe」を手にとったとき、まさに、そのような感覚の扉を開くキイワードに溢れていたのだ。 Astrakanというロシア辺境のステップ地帯、蒙古系の領主からいつしか回教の地に、Khotanというタクラマカ…
このアルバムは横浜・関内のディスク・ユニオンで購入したもの。最近、Herschが気になって仕方がないのだ。とてもとてもlate commerなのだけど。どちらかというとソロ・ピアノのアルバムから入っているので、ピアノ・トリオがもう少し欲しいと思っていた。マ…
そんな日々を過ごしているのだけど、案外よく聴いているのは南米の奏者たち。それもアルゼンチンの。カルロス・アギューレの何枚かのアルバムはボクの気に入りになっている。
Shura Cherkassky: Last of the Great Piano Romantics 1(Asv Living Era) 1. J.Strauss: 'By the beautiful blue Danube' (arr.Schulz-Evler) 2. J.Strauss: 'Wine, women and song' (arr. Godowsky) 3. Mana-Zucca: Fugato Humoresque on the theme 'Dixie…
今週水曜、というのは横浜・関内のディスク・ユニオンに出かけた日。その猟盤内容について,前回はLPレコードを紹介したので,今回はCD、それもクラシックのものを。
用件は早々に片付いたので、関内のディスク・ユニオンへ。ジャズ・クラシックを漁る。LPが7アルバム(11枚の円盤)、CDも7アルバム(これも偶然11枚の円盤)が釣果。締めて、1000円/アルバムの購入単価。まあまあかな。
そんな感覚,音を聴くといふことに救いが欲しいならば,ボクが聴いているのは,コーラス・グループ:The singers unlimitedのA capella。男性3人,女性1名のコーラスが生み出す重層的、かつ純度の高いヒトの声を聴いていると、一歩,一歩、感覚が一つ上の…
武田和命(ts), 山下洋輔(p), 国仲勝男(b),森山威男(ds) 1979年9月 坂戸市民会館での録音(観客なし,スタジオとして利用)