K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Kenny Barron, Mino Cinelu: Swamp Sally (1997)まだまだ気忙しいから、またまたケニー・バロン

これも密かに好きなアルバムで不思議なジャズの音が溢れている。ケニー・バロンは端正なジャズ・ピアノ弾き。その演奏を楷書とすると、稀に草書のプレイに遭遇する。このアルバムがそうで、打楽器のミノ・シネルと筆を振り回して墨を飛ばし合いしているよう…

Kenny Barron: Sambao(1992) 何となく気忙しい日々だからコレ

大好きなケニー・バロンと大好きなトニーニョ・オルタの共演アルバム。オトとオトの化学的反応(そんなのあるか!)を起こして1+1>2となったかは定かではないのだけど、少なくとも気持よさは倍増している。ブラジル音楽のテイストで軽快にドライヴする…

奥三方山(1601m):里から遠き犀奥の山・ぶなの森で感じた怖れ

梅雨の頃、ぶなの木は水を抱え込んでいるのに違いない。ぶなの森に入ると、木々から沸き上がる湯気に驚き、そしてオーラのような気配を感じた。

浅川マキ:CD紙ジャケ復刻第二弾(80年代のアルバム初CD化5タイトルを含む14タイトル):物欲果てなし

CDでの再発をかたくなに拒んだという浅川マキの病没後、堰を切ったように再発が続いている是非はともかく、先般の70年代アルバムに引き続き80年代アルバムが再発された(長谷川きよし名義とあわせ15枚、うち8枚未入手)。

Toninho Horta, Chiquito Braga, Juarez Moreira: Quadros Modernos (2000) こんなときには

こんなときには、こんな音楽を延々聴いていたい。

John Coates Jr.: The Jazz Piano Of John Coates Jr. (1974)キースの師匠と喧伝された彼をはじめて聴いた

30年ちょっと前にペンシルバニアの田舎のジャズバー「鹿頭亭(Deer Head Inn)」のハウスピアニスト・ジョン・コーツ・ジュニアが注目された。さらに、その10年以上前に「鹿頭亭」でドラムを叩いていたのが地元のガキ(だっ た)キース・ジャレット少年。だか…

夏至の朝に犀川河畔を走った

今朝、二日酔いを冷ますために犀川沿いを走った。雪見橋の向こうに見える医王山のうえに大きな夏雲が沸いていた。そして橋の上を走り去る女子高生たちの自転車が影になっていた。

Jazz Inside Magazine: 次に行くときは活用したいニューヨークのジャズ情報誌

ぱっとしない後半の滞在だったのだけど、収穫はニューヨークのジャズ情報誌の存在を知ったこと。Jazz Inside Magazineというニューヨークのジャズに関する情報満載雑誌。

Jazz Inside Magazine: 次に行くときは活用したいニューヨークのジャズ情報誌

ぱっとしない後半の滞在だったのだけど、収穫はニューヨークのジャズ情報誌の存在を知ったこと。Jazz Inside Magazineというニューヨークのジャズに関する情報満載雑誌。

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ぱっとしない後半の滞在だったのだけど、収穫はニューヨークのジャズ情報誌の存在を知ったこと。Jazz Inside Magazineというニューヨークのジャズに関する情報満載雑誌。

ジャズ会#17:ビートルズの時代を知っているか?

キミはビートルズの時代を知っているか? 70年安保改定の年に解散。街には赤旗や角棒を振りかざした学生達がいて、ヘルメットにタオルでマスクしていた頃。

John Hicks: Some of Other Time (1981): 気になっていたピアニストの満足できる1枚

米国から帰ってきてから毎日、買ってきたLPレコードをターン・テーブルにのせて聴いている。そのなかで一番聴いている一枚がこれ。遂に気になっていたピ アニストの満足できる1枚が手に入った、ということ。とても嬉しい。考えてみると、ファラオと同じレー…

北陸が梅雨入りしたらしい日の夜半過ぎに満ちたる月を見た

今日、北陸が梅雨入りしたらしい。なんとなく勘違いしていて、梅雨の日々が続いていると思っていたのだけど、道理で雨があまり降っていなかった。

櫻の坂に紫陽花が咲く頃が再び

金沢に帰ってきたら紫陽花の季節。梅雨の割に降雨量が少ないためか、前住地の鎌倉近辺と比べて彩りが地味なように思える。

Pierre-Laurent Aimard: Hommage a Messiaen (2008) 金澤に帰ってきて聴いた音

エマールの「メシアンへのオマージュ」。クラシックとかジャズとか、ジャンルを超えた音楽を聴く悦びをボクに与えてくれる。

Generation Records (2): 先週の買い漏らしを...

先週の買い漏らしを買いたかったから。行き先は勿論、Generation Records。GO!

Baltimoreのタイ料理屋:さすがに疲れてきたから

さすがに疲れてきたから昨夜は友人とタイ飯屋へ。

Generation Records: 前から欲しかった非ジャズ・LPレコードを入手

ブルー・ノートの周辺は楽しそうな食事処が集まっているのだけど、それだけじゃなくて中古レコード屋が3軒ばかりある。うち2軒はとても高価で、ぼったくりと云っても良い値付。だけど、Generation Recordsはとても良心的な値段で、今の為替レートを考えると…

Baltimoreにいます:蟹の街とはいうけれど

昨日食べたCrab Dip、蟹のグラタンみたいなもの

Central Parkを走る:走ることはとても快楽的だから

セントラル・パークの1周はだいたい8kmくらい。森の縁に沿って路が続く。常に左に木立や池を見て、右に立ち並ぶビルをみるような不思議な光景。そん なセントラル・パークを一周走った。

Manhattanのジャズ・クラブを巡った夜(2):Village Vanguardで聴いたRoy Hargove

Roy Hargoveだけど、とても巧かった。特にリズム・セクションのイキの良さ、ピアノのSullivan Fortnerは良く鳴らしていた。1曲目の出だしでリズムセクションが刻み始めたときは震えがくるほど、ドライヴ感が決まっていた。だけどね。。。

Manhattanのジャズ・クラブを巡った夜(1):Blue NoteのKonitz/Frisell/Peacock/Baron

Blue noteのLee Konitz, Bill Frisell, Gary Peacock,  Joey Baronなのだけど、結論からすると良かった。まあ想像通りの音

今宵のマンハッタンで聴くジャズは...:Lee KonitzとRoy Hargrove

今週末から来週一杯、仕事で米国東海岸。わざわざJFK経由で今日はマンハッタン。明日はアムトラックで南下するので、ペンシルヴァニア駅の近所に投宿。

Sebastian Macci, Claudio Bolzani, Fernando Silva: Luz de Agua(2005) 「水の光」というアルバムを聴く

セバスチアン・マッキ(p, vo)、クラウヂオ・ボルサーニ(vo, g)、カルロス・アギーレ・グルーポのベース奏者でもあるフェルナンド・シルバ(b)のトリオ。

つげ義春:初茸がり(1966,青林堂)6月のイメエジをもうひとつ

そのとき思い出したのは,つげ義春「初茸がり」の一つの場面。祖父と初茸がりに行く前、遠くの山並みに見える驟雨を少年がみている。