K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Yvonne Loriod: Messiaen/Quatuor pour la Fin du Temps(1990) 造ること壊すこと

メシアンの曲は宗教的な表題が多く、そのオトが造り出す世界は思念のなかで、かなり高い位置に浮かび上がっているような感覚を与える。

Robert Glasper: Black Radio(2012) 気持ち良い期待はずれ

グラスパーは気がついたら入手するようにしていたのだけど、まあCanvasの印象が強くて、あとはまあまあ。今回、久々に新譜のBlack Radioを手にした。人気があるようだ。

国本昭二:サカロジー 金沢の坂(2007, 時鐘舎)ボクの金沢ガイドブック

幾つか金沢の本を買ったのだけど、一番手にしたのが亡き国本昭二が書かれた「サカロジー:金沢の坂」。

書きはじめてもうすぐ2年

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このBLOGを書きはじめたのが2010年3月30日のこと。

George Adams: Sound Suggestions(1979) あのテナーマンがすなるECM

フリー・ジャズを纏った演歌テナーのようなジョージ・アダムスのECMって、ちょっと考えられない。

岡山で買ったとても重い本:ECM catalog(2010)、ピアニストガイド(2006)

よせばいいのに重い本を2冊も買ってしまった。

岡山:あかるい地方都市そして呑み屋遍歴、みかけたDindi

仕事で岡山にやってきた。最近は年に1回程度やって来る機会がある。何となく気に入っている。

渋谷毅・石渡明廣:月の鳥 (2008) 隙間だらけの音だけど

ただぼんやりと聴いているのは、先日、ディスクユニオンで入手した渋谷毅と石渡明廣のデュオ。

岡村秀典:夏王朝 中国文明の原像(講談社学術文庫、2007年増補)彼の国の在り方

この本は殷(彼の国では商と呼ばれる)の前に存在したという「夏」王朝に関する本。

Ralph Towner: Time line (2006) ヒトが去り・ヒトが来る

無意味だけど、無価値とは言い切れないような思考。時間の流れを遡行するという意味で、極めて私的なノスタルジイのなかに放り込まれる。ラルフ・タウナー の比較的近年の作品であるTime lineを聴いていると、そんな記憶を辿るような感触が弦の音のなかに宿…

Manu Katche: Playground (2007) やっぱり疲れた今宵の一枚は

やっぱり疲れた今宵の一枚はコレ。引越しの開梱作業中に届いた一枚。

金澤・泉野:再び冬が還ってきた朝に

旧居のベランダから見た竹藪のうえの空、曇だけど強い風に吹かれ蒼い空が時折みえる。 いい気分。最後の荷出しを今日終えた。 憑き物が落ちたように、身軽な気分になった。 この10日ばかり、仕事と引越が錯綜する日々だった。だから、ある種の思考がぴった…

暫しネットから離れています

二年半ばかり住んだ、犀川南・寺町台地のうえの竹藪裏の集合住宅から.犀川北・河岸段丘一段目の崖っぷちの集合住宅に転居しました.部屋の中で歩くと、足元でCDの山が崩れ、それに気をとられると古本の山に足を引っ掛けるような生活から逃げたくなったので…