K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

朝の大聖寺川、夕暮れの犀川(初夏、を感じた日曜日)

朝は大聖寺川へ。やや釣り人多く、小さな渓魚が多い。素晴らしい渓相なのだけど。それでも22cmのヤマメとイワナを一本づつ持ち帰ってまずます満足した。川から上がって、空を見たら青い。初夏の風に吹かれた。春はもう終わってしまった、と思った。 夕方、犀…

短い春の匂い

ある日、暖かい大気の流れを感じた。春が来た、ように感じた。 関東や関西ではお彼岸の頃に感じる「あの感じ」が、ここでは一月遅れ。だから、桜の頃は肌寒く、緩い大気の中で酔うような夜桜は楽しめない。その代わり、染井吉野でない桜が沢山あるここでは、…

この2週間で届いたECMレコード

ECMのSPシリーズ(知る人ぞ知る朗読!) これはジャケットの紙の質感が良い 淡い色使いが こんなジャケット好きだなあ

Record store day 2015: 時流に乗れない日々だけど (ゲッツ・ジルベルト、モンク)

性格面から、時流に乗れない日々だけど、このイヴェントRecord store day 2015は気になった。 なんかアナログのレコード盤を盛り上げる世界的な催事らしい。基本的には再発に興味はないので、興味はなかったのだけど、昨年の催事限定レコードをみて、欲しく…

余韻のなかで

朝目覚めると、まず山を眺めている。暖かくなったり、冷えたりを繰り返しながら、雪形が小さくなっていく様を日々、感慨もなく眺めている。 そして街なかの桜も緩慢に散り始めている。ゆっくりと柔らかい大気のなかで消えていくような時間が続く。 今朝は山…

こんな春の一日があるから:雪の渓谷・花見

朝4時半に目覚ましが鳴る。薄明のなか支度をし、クルマを走らせる。谷間についたのは明け方。周囲は雪の壁。山の上に細い月が見える。 川に降り、仕掛けを取り付ける指先が凍える。放射冷却で0℃近くまで下がっているようだ。寒さの中で糸を垂れるがアタリは…

Sinikka Langeland@もっきりや(4月9日)民族音楽を纏った今の音

4月9日 金沢・もっきりや「北欧伝統楽器カンテレと歌 「フィン族の森」より= = = 動物たちとの不思議な出会い」 Sinikka Langeland: kantele, vocals Nora Taksdal: viola Trygve Seim: tenor saxophone Markku Ounaskari: percussion -------------------…

2015-4-5に届いた音源はNew seriesばかり

新年度で忙しい。しばし音聴きは休みがち。先週末届いたLPレコードはECMのNew Seriesばかり。ゆったりとした気持で聴きたいなあ。 最後のアルバムはエヴァンスの最期、の頃のレコード。録音が素晴らしい。日本盤がオリジナルじゃないかなあ。

(ECM1064/65) Keith Jarrett Koeln Concert (1975) オリジナル盤談義

後ろ:左は日本盤(トリオ) 右は1977年以降のプレス手前:左は1976年頃プレス 右は1975年のオリジナルプレストリオ盤以外は全て西独盤[ケルンの記事は沢山あるから、まとめリンクを作ります] 写真を撮ってみて、我ながらバカだ、と思ったが、4枚目の2枚組…

(ECM2377) Sinikka Langeland: The Half-Finished Heaven (2013) 4月のもっきりや

4月9日 金沢・もっきりや「北欧伝統楽器カンテレと歌 「フィン族の森」より= = = 動物たちとの不思議な出会い」

能劇「群集(くんじゅ)の人々桜の下に」@花のアトリエ こすもす

すっかり冷え込んだ金沢。そのなかでも、古い町屋は寒い、のだろうと思った。 実は能をみたことがない、ので、キーン氏講演会でも触れられた世阿彌、とかの世界に興味があった。 そんな仕掛けがなくたって、元来、異界との接点のような築70年(くらいだっ…

寒い桜の候(卯辰山)

先週末から東から客人が。桜が満開になった瞬間、寒気で桜花がピン止めされたようになっている。それでも、卯辰山に案内したり、そんな時間を過ごしている。年度はじめで忙しく、音はあまり聴いていない。 もう知ってから20年以上の友人。同じ職場に居たのが…

雨降り前の犀川河畔

年度末・年度はじめの仕事の準備であたふたしている。だから、あまり音楽を聴いていない。 何か気分が下向きなこともあって、随分長い間走っていなかった。雨降り前の暖かい朝、桜も気になってきたので、本当に久しぶりに犀川河畔を走った。10km。体が動かな…

Pat Martino: We Are Together Again(2012) 40年近い歳月

このアルバムの存在を知ったのは最近。こんなマイナで、かつ重要な試みがなされる、って捨てたもんじゃないな、と思った。あのアルバムが好きな人、が居たんだ。嬉しいなあ。 米Museから出た前作We will be together again(前の記事)が1976年。ボクがジャズ…