K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2016-07-20から1日間の記事一覧

Antonio Loureiro: Antonio Loureiro (2006) 淡い夏の夜風に吹かれて

今夜はロウレイロを聴いている。これはデビュー盤か。2006年の吹き込み。だけど後年のアルバムと全く空気は変わらない。この軸の安定さ、は音楽的に完成された奏者、固有のものだ。 今夜のような爽やかな月夜、に相応しい。ほのかに暖かく、熱くはない、アル…

(ECM1074) Jack DeJohnette: Untitled (1976) 当時のデジョネットの凄さと同時に

このジャック・デジョネットのECMでの、彼のグループとしての初アルバムは、そんなデジョネットの特性が詰まった玉手箱のようなアルバム。インド音楽風からフリー風まで様々なスタイル、リズムを取り上げている。それらが無理なく、デジョネットの多面性とし…