K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2016-07-24から1日間の記事一覧

Pierre-Laurent Aimard: African Rythm(2003) ミニマル・美音・音の快楽

アフリカの民族音楽とエマールによるリゲッティとライヒの曲を交互に組み合わせたアルバム。 アフリカの音はミニマルそのもの。冷ややかな音感で収録されていて、それがアルバム全体として素晴らしい統一感を生み出している。エマールはピアノを美しく響かせ…

梅雨明けの犀川源流へ

今年は忙しくて、あまり犀川源流に入れていない。それでも、時として憑かれたように行きたくなる。ブナの森に流れる流れ、にいたい。あまり沢山釣れたことはないのだけど。 昨日は、5:20 犀川ダム出発。倉谷廃村から4kmほど奥に。魚止めの手前で時間切れ。竿…

Tavinho Moura: beira da linha - instrumental de viola (2016) 大洋レコードからの便り

このアルバムは、全くケレン味のないギターのソロ。カイピーラ・ギター、というブラジルの楽器らしい。詳しくは大洋レコードのサイトで。とても詳しく紹介されている。

Egberto Gismonti (1969) 音の振幅

音の振幅が大きい、というか、ボッサ風からジャズ風、MPB風と広がっているが、ジスモンチの音そのもの。冒頭の曲が、40以上前からジスモンチはジスモンチであって、そんなに変わっていないことを知る。 今春のナナ・ジスモンチのコンサートは、ナナの逝去で…