K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2016-09-19から1日間の記事一覧

Robert Glasper Experiment: ArtScience (2016) よくアルバムが出るなあ

この人、よくアルバムが出るなあ。これはRobert Glasper Experimentなので、ソウル風ジャズというか、ジャズ風ソウルというか、の内容。 よく聴くと、相変わらず、ドラムが叩き出すリズムが様々なパターンを作っているが、全く「無理がなくて」、ごく自然に…

藤原大輔: Jazzic anomaly(2004) 名古屋でジャケット買い、はrabbitooのような

先週、名古屋でジャケット買い、のCD。藤原大輔って知らない奏者なのだけど、今日、rabbitooのサックスと気がついた。鈍い。 今から10年以上前のアルバムなのだけど、rabbitooのようなミニマルなビートの上で、軽くサックスを重ねるような音。割と好み。この…

斎藤純:音楽のある休日(2002) 何で音を聴いているのか

列車の友にと入手した古本。現代音楽やフリージャズに好感を持つ著者に好感を感じながら、ふわふわ読み終えた。新幹線ではない、特急車両の中で読み終えた。2時間ほど。 音楽のある休日 作者: 斎藤純 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2002/11 メディ…

斎藤純:音楽のある休日(2002) 何で音を聴いているのか

列車の友にと入手した古本。現代音楽やフリージャズに好感を持つ著者に好感を感じながら、ふわふわ読み終えた。新幹線ではない、特急車両の中で読み終えた。2時間ほど。 音楽のある休日 作者: 斎藤純 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2002/11 メディ…

rabbitoo: the torch (2016) 変化や違いに刮目すると

前作で、過去からの音の「変化や違い」に刮目すると、どうしてもその包絡線上に次作を置くので、快感のハードルは否応がなく高くなる。その意味で「音場」の変化のなさ、あるいは成熟のようなものに対して辛くなる。 かと云って、詰まらない訳でなく、なかな…