K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2016-12-03から1日間の記事一覧

夜明け前・夕暮れ前の金沢

体調を崩し、丸々2日、部屋に籠もっていた。12月の金沢とは思えない好天が恨めしい。それでも読みたかった本を一冊読んだし、レコードも聴いたし、かなり満足した休日。 ほぼ復活したので、出かけようか、と思うが、耳元で「もう少し大人しくしたら」、とい…

(ECM1083) Terje Rypdal: After The Rain (1976) 「あの奇妙な味」の世界を静謐に語り続ける

最近、強く思うことは、ジャズがジャズであるその大切な要因は、「奇妙な・違和感のある味」を感じさせることではないだろうか。決して即興とか、グルーヴでも、スウィングではない。フリー・ジャズも口当たり良く、スムースになったハード・バップへのアン…

(ECM1082) Arild Andersen: Shimri (1976) かつての欧州ジャズの脆弱性

アンデルセンの前作のときもそうなのだけど、聴いたときの印象を書くことができなくて、このシリーズ(ECMのレコードを聴く)が滞っている。今回も同じ。一月以上、なんか書く気が起こらなかった。 なぜだろう。確かに美しい音楽なのだけど、それ以上のもので…

ECMのホームページで送料無料(12/4まで)Vinyl records loverは急げ!

ECM

ジャズCDの個人ページBlogの工藤さんや月光茶房の原田さんからの情報で、噂になっていた謎のECMからのリリース、10インチのレコードが遂に正式アナウンスされたと。 でECMのHPを確認すると、12/4まで送料無料。小躍りして、この奇妙な10インチとあわせ、リリ…