K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

板倉克行:海猫の島(1982)何だか悔しいのだ

最近、ジョニーズ・ディスクの再発が入着した。 今朝は思い出したように、このレコードを聴いてみた。何回目だろうか。トンボ眼鏡の女性の顔が、ターンテーブルの中央で回転する。 名前は随分前から知っていた。1980年頃に穴が空くほどSJ誌を読んでいたから…

柿木畠・いたる本店:すみませんご無沙汰してました

北陸新幹線が開業したその日、ボクは柿木畠の更級藤井で呑んでいた。店主の藤井さんが外に出たら声を上げている。「いたる」の行列が凄い、って。 それから何となく遠慮があって行く頻度が激減。本当にご無沙汰感があったのだけど、昨日、東京から来たSさん…

Ran Blake, Anthony Braxton: A Memory Of Vienna (1988) このようなデュオが好きな時代が長かったが

このようなデュオが好きな時代が長かった。そうリー・コニッツとペトルチアーニとか、ギル・エヴァンスとスティ−ヴ・レイシー(あるいはリー・コニッツ)のデュオを咄嗟に思い出す。その頃から、随分経つような気がする。最近は、あまり聴いていないように思…

ジョニーズ・ディスクの再発(中山英二:アヤのサンバ)

陸前高田にあるジャズ喫茶ジョニーには、照井ダンナ時代に一回行ったことがある。東日本大震災の随分前。 蒲田(だったか)に本社がある精密成形品の製造工場に出張で行った時のこと。担当していた製品の立ち上げが猛烈で、その細かな日程調整に出かけた。大…

清水靖晃

細々と集めている。 最近は再発ラッシュ こっちはマライア

HND-KMQ@Jan. 27, 2019 上空から見る穂高が美しい

羽田沖 松本上空 梓川を挟んで、穂高と常念 岳沢から穂高 新穂高上空 砺波あたり 金沢大学上空 自宅上空 手取川

レコード猟盤@ディスクユニオン Jazz TOKYO(1月25日) なんだかアヴァンギャルドな買い物

来日以来、シュリッペンバッハ熱は微妙に続いている。ENJAのソロと、FMPのドラムとのデュオ。ジャケットの写真が若い!イレーネ・シュヴァイツアーはFMPのソロ。FMPが安かったなあ。あとSME。本当はKaryobinが欲しいが未だ見かけないなあ。 スタンコの「電気…

Rolf Kuhn/Joachim Kuhn

3月にインカスでベルリンのライヴを聴いた後、月光でRE-Unionを聴くという劇的な刷り込みで一瞬ホットに。やはり60年代後半かなあ、面白いのは。某書の欧州ジャズは60年代が最高、は未だに?なのだけど、こと彼らについては、そうかなあ、とも思う。 Rolf K…

皇居ラン@1/26 残念なことに

仕事で出張の機会を捉えて走った。先週の金沢に続いて、ハーフマラソンの距離。それなりに体が動く。 練習ではあまりアドレナリン?が出ないので、気合いが入りにくいが、15kmを過ぎても力が残っていた。2時間/21kmを切れそうだったので、ピッチを上げた。 …

Wildflowers: The New York Loft Jazz Sessions

高円寺で入手。全部揃った! [2018-10-09] 調布でさらに1枚追加。あと1枚。 [2018-09-25] 新宿で1枚追加。本ブログの効果あり。 [2018-09-21] 1970年代中頃のロフトジャズのセッション集。いつも何番を持っているか覚えていないので、2枚から増えない。 …

Marcin Wasilewski@ Cotton club

昨日は仕事上のこと、技術的な興味に従って、高輪から鶴見へ。技術談義。そこで話を伺ったH松氏(あの橋本一子ファンの、昨日は本業に興味があったので)から、「マルチン・ボシレフスキ聴きに来たんでしょ」を云われ、はじめて気がついた。それぐらい仕事に…

東京へ

仕事で東京へ。雲が多いが穏やかな天気。高輪、鶴見で技術談義の後はOFF。夜は数年ぶりに昔の同僚と会った。

清水靖晃: Dementos(1988) 「ゴージャス感」が増感

昨日届いたLPレコード。最近のレコード再発の多さに目を剥いている。そんなに手を出せない。この頃の清水靖晃は大好物なので、「躊躇しながらも注文」。 今朝、聴いてみたが実に良い。元来、多くの楽器を配した実にゴージャスな音の造りになっているのだけど…

昨日聴いたレコード(猪鍋ついで)

昨日はバーの店主Sさんをはじめ、近所の友人と猪鍋で参集。猪を仕留めたKさんは初対面。十三出身?の茅葺き業。 鍋が落ち着いた後はレコード。何となくレコードを聴く会になってしまった。お疲れ様。 柄に似合わずSさんは上品な(強調したい)、アコウスティ…

気がついたら10回目の冬だ

雪が降らない夜は体感温度が低く、寒い。 昨夜遅くから降り始めたようだ。夜明け前なのに、窓の外が明るい。 夜明けの頃。雪雲の空よりも、雪面のほうが明るい、ように思える。暖かいように感じる朝だった。 そして、降り始めた。気がついたら10回目の冬だ。

あれな夜

ボクもY氏も土日の労働。 年増の雌猫がY氏を癒しているような。

John Escreet: Learn to Live (2018) 期待先行で聴いた分......

ジョン・エスクリートが面白いなあ、と思うのは、Jazz, Improvised music, Fusionというような垣根が消失し、そのようなcategoryでidentifyされるのでなく、そのような「音の要素」を統合し、彼以外の何物でも無い音、と感じさせるところだ。 そのなかのアヴ…

浅川マキを観る(1月17日)諸々の話が脳裏をかすめ

昨日は浅川マキの命日だった、そうだ。名古屋のJazz in Lovelyでの興業中の宿での急死。だから丁度9年前の1月18日に、「あの店」で話題になった記憶がある。金沢に住みはじめた年で、「あの店」に行きはじめた直後。一晩中、彼女のレコードを聴いていた、…

菊地雅章: On The Move (2001) 聴こえない音を追いかけていく

今朝、クルマのなかで突然イレブン、好きな曲なんだギル・エヴァンスのが、が流れ出した。ピアノの打撃音の感覚がとてつも長い。音源のiPODがランダム再生になっていたようだ。菊地雅章のトリオ。その沈黙、沈黙の後の再度の打音に痺れてしまった。 ピアノの…

(最終の追加)世の中での2018年ベスト・ジャズ・アルバム : 今年もボクには語れないが

世の中での2018年ベスト・ジャズ・アルバム : 待ちに待った追加を含め: 現時点で自分がある程度しっかりチェックできた年間ベストの中ではLeo Okagawaさんのが凄く面白かったです。自分も好きってやつもいくつか入ってるし、Basic House & Wanda Groupのと…

須川崇志: Outgrowing (2017) ガツンとくる日本のジャズの新譜

須川崇志(contrabass, cello), Leo Genovese(p), Tom Rainey(ds) Recorded September 2017

人参・源助大根

自宅の近所に農協経営?のスーパーマーケットがある。そこに直販の野菜コーナーがあり、美味しそうで楽しい。椎茸や舞茸などの茸も美味しい。夏は枝豆やトウモロコシ。 最近は人参。有機農法にはあまり関心はないので効能は分からないが、美味い。学齢期以前…

海まで走る

最近、少しだけ食生活を見直したためか、調子が上向いている、ような気がする。 昨日が山だったので、今日は海まで走ることにする。 犀川の河口近くの健民公園へ往復22km。このランニングコースは天気が良いと、帰途が嬉しい。医王山から高尾・順尾、犀奥か…

一里野温泉スキー場:今季はじめてのスキー

今季はじめてのスキー。北陸では有り得ないくらい、天気が良い。 気温が低く、陽光が強い。最高じゃないか。 大門から奈良、大笠、笈の山並みが。丁度、自宅から見える山を裏側から。 白い山が大門 笈 一緒に行ったNさん これは新中宮からの白山

Time Remembered: Life And Music Of Bill Evans (2015) 仄かな血の匂いのようなもの

随分と前から入手していたが、ようやく、ゆっくり観た。音楽系の映像は案外苦手、なのだ。眼が弱っている、からね。 演奏風景は既存ヴィデオからの抜粋で面白くない。しかし、彼の生涯をなめるように追う、インタビュー主体の映像は見応えがあった、そして息…

Shannon Jackson & The Decoding Society: Nasty (1981) 思い出した人

エルザバールのレコードを棚に入れたら、ちょっと見えたアルバム、懐かしい。思い出した人。 ウルマーとともにオーネットのPrime timeに居たシャノン・ジャクソンのアルバム。当時(1980年頃)、ブラッド・ウルマー、シャノン・ジャクソン、ジャマダディーン…

Kahil El' Zabar, David Murray: Golden Sea (1989) special editionでタマげたときのマレイと同じマレイ

今週届いたレコード。カーリ・エルザバールは少しずつ、目についたら入手。こんな感じが良い。これは1989年、レコードがまさに終わろうとしている頃のレコード。実に音が良く、キレの良い打楽器の音が実に良い。全般的にエルザバールはゴングのような楽器で…

この数日

年が明け、いよいよ忙しくなってきた。疲れて呑んでいる場合でない、か? 今週は来客2件で、夜は会食。徒歩帰宅をすると、近所で休憩。 客はあまり居なくて(あるいは居なくて)、店主は居眠り気味。 だからゆっくりと相手してくれるのはこれ。やはり休憩は…

関根真理 : Beginning (2018) 確かに「ナナ・ヴァスコンセロスmeets高田みどり」だが

原田さんのディスク紹介tweetで、ambient的な音が面白いことが多い。蠱惑の玉手箱のようなものなので、手が出やすい。 数え切れない(数えていないだけ)くらい、アルバムを入手した。今度は、 【本日の3枚】2019.1.10◎ pic.1: Brian Eno [ Ambient 1 (Musi…

降雪の後

今日も1時間かけて徒歩出勤。慣れると楽しい。 昨夜は軽い降雪があったようで、街が明るい。