K’s Jazz Days
半島の奥、の入口まで、仕事に行った。帰る頃には夕暮れ。 油臭い気動車の振動を全身で受けながら、夕景に見惚れる。 湾の向こうには飛騨山脈。剣の影が小さく見える。
時間が止まったような地方都市へ。妙に明るく、妙に空虚だ。人通りもほとんどない。 かつて半島の交通の要所であったが、この先にある鉄路の決定的な縮小により、最果て感が強い。 バス路線は分散型であり、鉄道のようなターミナルを中心とした物流の寡占を…
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