K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

村井 康司:ジャズ喫茶に花束を―ジャズ喫茶店主九人が語る「ジャズの真実」(2002, 河出書房新社)

ジャズ喫茶に花束を―ジャズ喫茶店主九人が語る「ジャズの真実」 作者:村井 康司 河出書房新社 Amazon 著者の村井 康司は同世代。彼は高校時分から熱心に聴いていたようで、ちょっとだけリアルな体験が早い。やはり言外の感覚、のようなものが近いので、膝を…

Ruben Van Rompaey Feat. Toshinori Kondo: Tokyo Fusion (2021) 嬉しいな、こんな儲けもの音源

Written, performed and produced by Ruben van Rompaey, Bergen op Zoom Holland 2014-2020. Featuring Toshinori Kondo - electric trumpet Executive producer: Frans C.M. van Rompaey Guitar solo 'Ginza Lounge - Part 2' by Rutger van Rompaey Vocal…

現代思想 2014年7月号(特集 ロシア)再び戦争の世紀に戻る中で

ウクライナ危機の段階で購入した古書。ウクライナのネオナチ、なるものを調べようと思い購入。その後、読む前に開戦に至り、驚いた。 クリミア併合の後に緊急出版されたようだ。筆者によってはロシア寄りの微妙な表現が目につくが、驚かされるのは混沌とした…

Quincy JonesのR&B/ソウル

ジャズトゥナイトとともにメロウな夜でも、クインシー・ジョーンズの誕生日(89歳!)にちなんだ特集: 松尾潔のメロウな夜 - NHK クインシーと云えばボクにとっては1991年のモントレーでのマイルス・デイヴィス+ギル・エヴァンス・オーケストラの再現が最高…

慶恩寺の枝垂桜から若葉でおでん

日曜の夕方は、爺友達のSと酒飲みのHで軽く家呑み。 17時をまわると、まだ明るい戸外に出て石引へ。まだ早いと思いつつも早咲きの慶恩寺の枝垂桜をチェックに。やはり早かった。意外なのは、咲いていないと案外怖さもなくて、ただののっぺりとした夕暮れだっ…

Strata records のディスコグラフィーと音源

1970年代の新主流派の流れと(当時の)クロスオーヴァーとロフト系ジャズを混ぜたような不思議な音で面白い。今更ながら、体験していた音のレンジが狭いな、と痛感。

オヨヨ書林せせらぎ通り店:実店舗での古書購入(何年ぶりだろうか)

引き籠もり体質で出歩かないうえにコロナ禍。実店舗での古書購入は何年ぶりだろう。散歩のついでに古書店へ。 思わず手にとったなあ。1990年代の中国奥地の旅行記。通信網未整備と開放路線があわさり、一番自由に歩くことができた時期ではないか? 根深誠の…

聴いたレコード(3月21日)

ソヴィエトのピアニストからスタート。ヴェデルニコフは迫害されていた満州生まれのロシア人。赤色の時代も哀しすぎるロシア。 渋谷毅の美音に癒やされる。 再びヴェデルニコフ。 エラ&ルイ。Verve 黒T Verve 黒T 再びロシア。リヒテルとオイストラフの美音…

昨夜はハリハリ鍋

友人のアレンジで鯨のハリハリ鍋。神戸の知己から仕入れたらしい。美味だった。

遅い春がようやく山奥にも(今年初の岩魚)

今年は大雪。場所によっては除雪が随分と遅れている。急斜面からの落雪というか雪崩が落ちるのを待っているのだろう。流石に痛い目にあったので、おとなしくしている。 今日は小渓へそろそろと。ようやく山奥にも春が来たようだ。 枝沢に入り込んで2本。久…

Zoh Amba:  O, Sun(2022) 話題だから聴いてみたが

Zoh Amba(ts), Micah Thomas (p), Thomas Morgan(b), Joey Baron(ds) John Zorn(as on 5)

Thelonious Monk: The Last Concerts (1972, 1975, 1966) 立ち枯れの樹木のような

Thelonious Monk(p), Paul Jeffrey(ts), Larry Ridley(b), T.S. Monk(ds) Newport Jazz Festival in New York", Lincoln Center, New York, Thursday, July 3, 1975. Thelonious Monk(p), Paul Jeffrey(ts), Dave Holland (b), T.S. Monk(ds) Village Vangua…

Thelonious Monk: The Early Thelonious Monk (1941) その後のモンクと変わらないのは

Thelonious Monk(p), Nick Fenton (b on 1-4), Kenny Clarke (ds on 1-4, 6, 7), Al Sears (ts on 3, 4), Hot Lips Page (tp on 7-11), Joe Guy (tp on 1-4, 6, 8-11), Roy Eldridge (tp on 5, 6), Joe Guy (vo on 1, 2) All tracks recorded live at "Minto…

入渓はしてみたが

3/16の朝、渓流に入った。路肩の残雪は多かったが(今年は大雪)、渓流内はさほどでも。案外、水温も高いと感じた。深みに餌を流したが、ピクリともしなくて残念。 昨年より、少し遅れているかなあ。

銀嶺と早咲き桜を見に走る(犀川)

犀川沿いの早咲きの桜、雪山と海を見に20km走った。桜は犀川大橋から下流側、示野中橋と高速の間(ここが多い)、赤土大橋のあたり。 示野中橋と高速の間。犀川ランナーにお馴染みの自由の女神が。。。 大門から白山方面 高尾の方面 医王山 海に出た 赤土大…

COVID-19ワクチン接種(3回め)

3月4日に3回めは職域接種はなく、市の集団接種会場へ。全く空いていて、さっさと終わった。 第6波収束が見えない中、どうなっているの状態。なんか変だね。 3回ともモデルナ。 経過は良好。事前に鎮痛剤(バファリン)を呑んで、発熱なし。腕の腫れが2…

今夜の一枚(Weather report: Heavy weather)

ボクだけかもしれないが、古いBN盤よりノスタルジーを感じるのはなぜだろう。バードランドが好きでないからB面から聴く。ショーターの曲が沁みる。

鈴木勲のレコード盤

棚から鈴木勲のレコード盤を引っ張り出した。 少しづつ聴き直そう。 まずはTBM盤から。 黒いオルフェまでがリーダー作。あと客演3枚。辛島文雄、宮本典子、笠井紀美子は客演。 リアルタイムに買ったのはキング盤。どれもいいなあ。 このあたりは聴けていない…

冬のお仕舞い

今朝は暖かい雨降り。ふっと雲が割れて、山並みが現れた。

今年は雪が多い(渓流の偵察)

やはり多い。去年より、1〜2週間遅れているかな。 手取川支流も犀川本流も山女魚領域まで。

届いたレコード(ヒグチケイコ)

音空間が素晴らしい。

金沢市内の散歩

なんか過労気味で走れない。ということで、ゆっくり散歩。 石引から廣坂、せせらぎ通りで古本買って、犀川へ。10km歩いた。 しいのき迎賓館へ。

3月のお参り

Red Mitchell, 鈴木勲 :Bass club (1979) やはりこのアルバム(追悼なんかしない)

Red Mitchell(b),鈴木勲(ピッコロベース),山本剛(p) Recorded Aug. 21 & 22, 1979 at King Records Studio #2 Tokyo

祝 新装開店(ロスタル)

大酒呑みのHとロスタルへ。改装のため休業した後。 内装もそうだけど、配膳の感じもちょっと変わった。 相変わらず美味い。恐れていた通り、食事代と同じくらい呑んだ。

Steve Grossman, Masahiro Yoshida: Our old frame (1987) その思い切りの良さが

Steve Grossman, Masahiro Yoshida: Our old frame (1987, O.S.C.Record)1. New Moon2. Cherokee3. 415 C.P.W4. I Can't Get Started5. I Love YouSteve Grossman (ss, ts), 米田正義(p), 河原秀夫(b), 吉田正広(ds) Recorded in Tokyo on July 2, 1987 ----…

ほっこり石引で(若葉)

仕事がひと段落。猛烈にオデンで呑みたくなって、近所のNちゃんにつきあってもらった。感謝! 久しぶりだったなあ。

David Sylvian/ Nine Horses: Snow Borne Sorrow (2005) そんなときに、すっと忍び寄るような声

David Sylvian, Keith Low, Steve Jansen, Stina Nordenstam, Arve Henriksen, Burnt Friedman etc.

2022年の記憶(Eugene Chadbourne)

チャドバーンの弾けたギターを聴いて、壊れてしまった1988年の記憶を何回も咀嚼している。 果ての無いrecursive loopの中に思考が陥ってしまった。 モンクの奇妙な味の曲が壊れていくのを悄然と聴いている。