1961
調和した音世界と紙一重の狂気、のような怖さ、が快感につながるからドルフィーは好きだ。所謂フリー系の奏者と一線を画したように見えて、彼の音世界が孕む狂気は時間とか空間の歪みのようなものを書いてみせようとする偏執、のなかにある。そのような感覚…
今夜、Waltz for Debby、何枚目だろうか、が届いた。1960年代のプレス。オリジナル盤ではなくて、Riversideの経営がオリン・キープニューズから変わった後の再発盤。レーベルがオリジナルとは異なる。最近知った記事で、このオルフェイス盤が美音だと知って…
例外的にドルフィーのアルトはとても好きなのだけど、よく考えるとアルトの限界を心得ていて、折々にフルートとかバス・クラリネットを吹いて、あの底抜けな金管の音をカヴァーしていたのではないか。ドルフィーはアルト吹きとなっているので、このブログで…
60年代初頭のRiversideの名盤、ビル・エヴァンスのWaltz for Debbyをダウンロードした。Village Vanguardでのライヴで、録音が良い印象はない。メンバーは、かのスコット・ラファロのベース。交通事故死したスコット・ラファロ生前の最後の演奏 で名高い。そ…
Lambert, Hendricks & Ross: High Flying (1961, Columbia)Gildo Mahoneys(p), Ike Isaacs(b), Jimmy Wormworth(ds)Annie Ross, Dave Lambert, Jon Hendricks(vo)--------------------------------------------------------------------------------------- …