K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Live/Spot

本当に久しぶりに出かけたが

仕事前の朝7時に狙ったが。。。

とある夜

とある夜 pic.twitter.com/o8jBjVcBTB— K’s Jazz Days (@KsJazzDays) 2019年11月17日

名古屋・栄:ジャズバー伊賀上

この看板にぎょっとするが、中は普通のバー。チャージ500円、一杯500円。レコード少ないが、音は良い。店主は愛想がないが、ジャズバーの適量。聴きたいレコードを聴いてくれて、嬉しかったな。 名古屋だったら、また来る。

角銅真実@金沢 (9月15日)

金沢某所(分かる人には分かるが)、私的なライヴ。声をかけてくれた主催者に感謝。 確かに、あの場所でしかあり得ないような、one time performance の現場に居ることができたのだ。 (追記:同時期に開催された金沢ジャズストリートと全く関係のない会だった…

金沢ジャズストリートはじまる

どうも毎年の事ながら、ピンとこない部分がある催事で、毎年ほとんど聴かない。たまたま開幕の無料コンサートに通りかかったら、鈴木良雄、峰厚介、本田珠也、ハクエイキム他。ゴージャスじゃありませんか。全般的に抑制的な演奏で、物足りなかったが、チン…

Aca Seca Trio @ Sukiyaki meets the world 2019

(会場周辺) 秋のような空のもと、2年ぶりにSukiyaki meets the world 2019(富山県の福野)に出かけた。目当てはAca Seca Trio。 カルロス・アギューレやセバスチャン・マッキらとともに、現代フォルクローレということになっている。アルバムを聴くと、…

坂田尚子・福盛進也デュオ

昨夜はもっきりやで、坂田尚子、福盛進也デュオ。とても好みに合う、素晴らしいものであった。 (1)坂田尚子のピアノの響きが素晴らしい。ベーゼンドルファーが濁りのない粒立った音を出し続ける。速度感もあって気持ち良い。即興主体とは云え、フリージャズ…

ZEK(清水くるみ、米木康志、本田珠也)

清水くるみ(p)、米木康志(b)、本田珠也(ds)@もっきりや 盤石のトリオ。今年は清水くるみが大好調でピアノの弦が切れていた!ツェッペリンの曲を題材に様々な音を高い熱量で叩き込む、その迫力にただただ参りました、だったのだ。

渋谷毅・平田王子デュオ

なかなかライヴにも行けなかったが、やっと解禁。 嬉しいことに渋谷毅と平田王子のデュオ。梅雨の合間の、カラッと晴れた夜にぴったりの音楽だった。今回、半分くらいジョビンの曲。あの照りがあるピアノの音で聴くジョビン、最高だったなあ。ギターのキレも…

Gidon Kremer

ECMに関心があるならば、数々のアルバムで印象深いクレーメルが金沢にやって来た。それを知ったのは、コンサートの前日: おお!5/3-5 ギドン・クレーメル来日〜金沢・風と緑の楽都音楽祭2019 https://t.co/jXZuWBFtog — kanazawa jazz days (@kanazawa_jazz…

須川崇志トリオ@飛騨・古川: 解体されたような音の集合体が

昨年のアルバムで強い印象を残した本田珠也のIctus。そのIctusトリオのライヴが飛騨・高山であった。逡巡して行かなかったことが澱のように気持ちの底に残っている。そのIctusから1年後、Ictusのメンバーである須川崇志のOutgrowingが出た。これもまた強烈…

Marcin Wasilewski@ Cotton club

昨日は仕事上のこと、技術的な興味に従って、高輪から鶴見へ。技術談義。そこで話を伺ったH松氏(あの橋本一子ファンの、昨日は本業に興味があったので)から、「マルチン・ボシレフスキ聴きに来たんでしょ」を云われ、はじめて気がついた。それぐらい仕事に…

浅川マキを観る(1月17日)諸々の話が脳裏をかすめ

昨日は浅川マキの命日だった、そうだ。名古屋のJazz in Lovelyでの興業中の宿での急死。だから丁度9年前の1月18日に、「あの店」で話題になった記憶がある。金沢に住みはじめた年で、「あの店」に行きはじめた直後。一晩中、彼女のレコードを聴いていた、…

金沢・辰巳・Cowry coffee:年の瀬のECM談義

仕事納めの後。仕事場が冬休みになった後、3日間、雑務消化。やれやれでレコードを聴きに。スピーカー端子をF名人に修繕してもらったそうで、透明度アップ。今年も美味しい珈琲と音をありがとう。 場所: cowry coffee 残響が強すぎる感あり。臨場感を少し損…

Schlippenbach Trio+高瀬アキ「冬の旅:日本編」 コンサートには終わりがある、そこが

うまくシュリッペンバッハ・トリオ(エヴァン・パーカー、ポール・リットン)+高瀬アキの公演@高円寺を聴くことができた。今年は下半期に入って、ライヴを聴く機会をしっかり確保できている。 シュリッペンバッハは40年近く前に、グローブユニティ・オーケ…

Arto Lindsay@Blue Note Tokyo (10月22日)

良かったなあというライヴとかレコードを聴いて、ちゃんと書こうかな、なんて色気を出すと、書けない。ニューヨークでのジョン・ゾーンは書き損なったし、ECMのアルバムを聴いても書けないでいる。 そんな訳で何週間か前のライヴ。休暇(代休)をとって、マ…

新宿・ピットイン: 一噌幸弘セシル・テイラー追悼セッション

早稲田での仕事が早々に終わったあと、ハッとした。ライヴに行けるじゃないか。 調べてみると新宿で原田依幸と石渡明廣が出るじゃないか、と小躍りして向かった。 原田さんは40年くらい前のドイツでのライヴ、梅津さんとのデュオをFM放送で聴いて刮目。ピア…

御徒町・CAFE INCUS(10/22) またもやノーマークの奏者を

先週は土曜日まで遅く働いた。で、ポッカリと空いた月曜日はお休みにして、ふらりと東京へ。用務なく出かけるのは希なことだ。暗い時間に起きて、夜明けに空港に向かった。羽田には9時前に着いた。 まずは10時過ぎにCAFE INCUSへ。まだレコード屋もやってい…

四谷・喫茶茶会記(10/22)  夕闇迫る中で聴いたRTF

昨日はお休みで、東京ふらり。 西新宿でレコードを見たあとに、以前から気になっていた喫茶茶会記へ。16時過ぎに入って17時過ぎまで1時間くらい。ちょうど黄昏が訪れる時間で、その雰囲気をしっかり愉しむことができた。呑むつもりでなかったが、メニューを…

浅井隆宏さんのリサイタル@金沢(12/4)

金沢のチェロ奏者:富田祥さんとともに演奏活動を行っている大きなピアノ奏者:浅井隆宏さんのリサイタルが金沢である。12/4。艶っぽいピアノを弾く。以前のロシアの曲が随分好みであったが、今回は得意のドイツ・オーストリアの曲。是非どうぞ

Björn Meyer

昨日(10/3)は、昨年、ECMからベースソロのアルバムを出したビョルン・マイヤーのライヴ。やはりベース・ソロ。ECMでぼベース・ソロというと、どちらかと云うとフリー系の奏者を想起するが、彼はニック・ベルチュのRoninのベーシスト。電気ベースでミニマルな…

東京御徒町 Cafe Incus 半年ぶりの訪問

今回のoffには月光茶房とCafe Incusに行こうと思っていた。残念ながら、月光茶房は月曜から金曜までの営業で、原田さんにはお会いできなかった。ということで御徒町へGo! 扉を開けると嬉しい大音量。空気がピリピリしている。これぞジャズ喫茶的な感じ。い…

両国門天ホール:「響きの今」ジョン・ラッセル、ストーレ・リアヴィーク・ソルヴェルク、ピーター・エヴァンス コンサート

レコード屋からカフェ・インカスに無理矢理寄ったので、両国門天ホール(雑居ビルの一階に作られた壁面板張りの感じの良い空間、以前、今井和雄を聴いた場所と同じビル)にはギリギリの到着。満員だった。最後列に座る。予約しておいて良かった。deadな音空…

Dan Weiss Trio @Cornelia Street Underground (New York) 変調された躍動、のような感触が

これも先週の土曜日に出かけたライヴ。ダン・ヴァイスの新譜が評判だし、気になる奏者ではあるが、ボクの中では印象がはっきりしていない人。 場所はBlue Noteの近くで、その前日に食べた牡蠣屋と同じ辻: この一帯はいいエリアだなあ。このコーネリア・スト…

Scott Colley Trio @Village Vanguard (New York) ロレイン・ゴードンがあの世へ旅だった晩のセッション

ニューヨークにはじめて出かけたのは1998年の6月頃だから、思い起こすと20年も前だ。ボルチモアからの帰途に寄っているので、今と同じパターン。そのときは嵐で飛行機が欠航し、アムトラックでニューヨークへ。今回のパターンの原型。それから数年に1回来…

Terence Blanchard Featuring The E-Collective@ Jazz Standard (New York) ファビアン・アルマザンが目当てだったが

今回の滞在では色々な場所で色々聴いてみようと思った。 テレンス・ブランチャードって聴いた記憶がなくて、確かSJ誌の胡散臭い「新伝承派」とかって祀られていなかったっけ?、って程度。最近、気になるファビアン・アルマザンが参加ということで行くことに…

Maria Schneider Orchestra @Birdland (New York) 街に溶け込んだ音

今回、ライヴに5回。最後がマリア・シュナイダー・オーケストラ。Birdlandでのthe second setで、11PMから。Birdlandははじめて。 https://www.birdlandjazz.com/ 開演前にマリア・シュナイダーが現れたり、手洗いでダニー・マッキャスリンと鉢合わせになっ…

備忘:ニューヨークでジャズを聴く

仕事で忙殺され、事前に全く準備できなかった。 仕方がないので、飛行機の中で読もうと、この本を入手: ニューヨーク・ジャズ・アップデート: 体感する現在進行形ジャズ 作者: 常盤武彦 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2018/05/18 メディア: 単行本 この…

渋谷毅+廣木光一(ゲスト:阿弥梨沙子)@新宿ピットイン:濃密なジャズ・ディの果て

渋谷DUの後は新宿へ。 吉田野乃子さんのライヴで交叉したKYさんと軽く一杯やった後にピットインへ。渋谷毅+廣木光一(ゲスト:阿弥梨沙子)。昨年、渋谷さんは「もっきりや」に来られなかったので欠乏症。最初の一音で、ああ彼の音と満足。廣木さんのアコウ…

東京・表参道「月光茶房」空間のつくり

CAFE INCUSには2回、お邪魔をした。ボクのいつもの回遊ルート(新宿・御茶ノ水間)の外縁で、とても気安く訪ねることができるからだ。 その後は表参道の月光茶房へ。随分前から行きたかったが、回遊ルート外なのでなかなか伺えなかった。渋谷方面は何十年も…