K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

ボクがタイに惹かれるワケ(2):バンコクを去る日,路地風にあたって(昨冬)


ボクは海老の赤カレーが好物
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ボクがタイに惹かれるワケ(1):バンコクの甘い香に想う(昨冬)の続き
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冬の金沢に戻ってきて雪の中を歩いていると,本当に凄く昔のおぼろげな記憶のような気がするのですが,リアルに1週間前のことだと改めて不思議な気持ちに なります.だけど,今週つらつら考えて思ったことは,金沢とバンコクには気候はともかく,ひとの在り方に共通項があるように思えます.仏教アニミズム神道)が息づく土地,いい笑顔に結構な頻度で会える,人の歩み・動きが少しゆっくり,などなど.

金沢のことはこれくらいで.

僕がいつも泊まっているところはスクンビットのSoi(通り)11というところ. 日本人よりは西洋人,インド人が多い辻.アソークの方角から歩くときは,物売りが多いスクンビット通りから11-1という枝道に入る.

スクンビット通り.ココナッツ売りなんかがのんびりしている.




Soi11-1.インド人の通りで洋服屋あり.車の日よけがキティ.



Soi11-1には極上の足マッサージ屋があって,1時間250バーツ(1バーツ:3円弱)でやってくれるので,いつも足サイズを1cmくらい縮めてもらう.とても気持ち良く,眠りこけてしまう.

Soi11-1をつきあたると曲がってsoi11に合流.やっぱり物売りと停車中タクシーがたくさん.停車中タクシーには乗ってはいけない.行き先を頼んでも”I know another good place”を呪文のようにつぶやいて,コミッションをもらいに行ってしまう(らしい).



コンビニの前にも屋台.コンビニで買う伊藤園の緑茶はとても甘い.

 


最後の夜の夕食はスクンビットのSoi12の”Cabbages & Condoms”.隣のsoiのようにみえるが,偶数番は道路の反対側で案外,距離がある.エッという店の名前Condomsだけど,これはHIV撲滅啓蒙運動の関係だそうで,お勘定を済ますと,給仕の可愛いお姉さんが***をくれる.はじめて連れて行った人は大概あせる.ここのopen airのスペースで汗をかきながら食べるタイ料理がとても美味しい.もう何回きたことか.

雰囲気がとてもある.


 



これらは知人と二人でたべたもの.お給仕の女性が日本語を勉強した人だそうで,発音がとても自然で驚いた.海老の赤カレーがとてもいい. トムヤンクンも美味しい.


海老のすり身フライとサラダ


食べたあとは,soi11の奥の行き着けのヒラリーバー .あんまり役に立たないwebだが.
 
Soiに口が開いていて,路地風を感じながら呑めるから好きなんだ.バンコクの12月の夜半は涼しく,風に当たりながら呑む酒はとてもいい.ここには何故か日本人はこなくて,一人で呑むのが”トリップ感”がとても強く,だから通うのだ.





バーテンは働き者の農婦然とした女の子.ニコニコした立ち働き.だいたいがイサーンという東北地方からやってきているそうだ.ぼーっと呑んでいたら,珍しく一杯呑ませてくれて驚いた.訥々とした話がゆっくりとした時間の流れに乗っていた.もうバンコク滞在はこの夜でおしまい,の気持ちを路地風とともに楽しんだ.