2010-08-28 夜半をまわると木星がお伴の十七夜の月 日々 夜半をまわり風が孕む熱気も和らいだ。眠りは浅く、少しくらい呑んでも深くなるモノでもない。南を向いた窓が明るい。勿論、齢が進んだとは云えまだまだ豊かな十七夜の月。木星をお伴に賑やかしい風情はなかなかのものだった。浅い眠りだから早々に目覚め,斜光の影が広がっている間に犀川沿いを走った。西の空には十七夜の月が未だ高く白々としていた。木星はもういない。何だか、腑抜けた月をみてしまったような、不思議な気持ちになった。そういえば、この地に来てあと二日で一年だなあ。