金沢・片町「LaFaro」 McIntoshの真空管アンプで古いジャズレコードを聴く愉しみ
片町のスクランブル交差点から鱗町方向へ少しの8億年ビル6Fにある。
LaFaroは交通事故で夭逝したベーシストScott LaFaro
この店に最初に行ったのは昨年10月頃。新天地の奥、中央味食街「うまいぞ
いや哲」で呑んでいるときに、シネモンドのお兄ちゃんに教えて貰って、そのま
ま出かけた。McIntoshの真空管アンプで古いジャズレコードを聴かせてくれる、
なかなか素敵なジャズバーなのだ。まあビルの性格上、女性の嬌声が漏れ聞こえ
るなかを LaFaroを目指すのも、なんだなあ、という感じなのだけど。
最近は自ら犀川の南から北へ越えることは極端に少なくなって、夜も近所を徘徊
している。昨夜は片町で職場の呑み会があったので、何ヶ月振りかでフラリと
LaFaroへ出かけた。ちょっと気になっていたのは、LaFaroのMcIntoshの真空管
アンプ。どんなモノを使っていて、どんな音なのか?
結論から云うと、ボクと同じプリアンプ,メインアンプの組み合わせ。驚いた。ト
ラブル(ポップコーン雑音)の話をしたら、修理費10万円以上とのこと(涙)。
Andre Previnがピアノを弾くShelly ManneのMy Fair Ladyを聴いて、なんとなく
気持ちよく過ごした。
他に客もいなかったので、店主のあきさんと音の話をつらつらしていた
ら、カザルスの無伴奏チェロを聞かせて貰えるオマケつき(良い音だっ
た)。
すっかり酔って、自宅までの徒歩で意識不透明に。あちこちにぶつかったり、
乾いた溝に落ちたりで、散々。朝起きたら、アチコチに細かなキズが。
久々の独り片町でありました。