K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

金沢・泉ヶ丘「ロベール・デュマ」:タイから来た友人と分け合った金沢の秋(洋食編)


タイから友人達が来た。随分、お世話になったので金沢での夕食アレンジには気合が入った。1日目は和食で「杉の井」。2日目はフレンチの金沢・泉ヶ丘「ロベール・デュマ」。春にランチを頂いて、蛍イカはあるは、ぜんまいやこごみはあるは、ですっかり地産地消のメニューに鷲掴みにされた。副作用も勿論ある。この夏に大阪で再びフレンチを食べに行ったが、定型的な感じのコースで印象が薄いこと、薄いこと。記憶にも残っていない。嬉しくも、困ったことだ。

遠くから来た友人達に、この金沢フレンチを是非食べさせたかったのである。タイの人たちの食べ物に対する感性は日本と良く似ていると思う。伝統食もしっかりあるのだけど、街中には和食、韓国、あらゆる中華、インド、ベトナム、フレンチ、イタリアン、アイリッシュのタヴァーンまで揃っている。とてもとても豊かで、皆さん楽しんでおられる。いい意味での雑食。好奇心も旺盛。余談だけど、バンコクの丸の内のような場所のモールに「8番ラーメン」があるそうな。

休日とは知らずに予約をしたボクは迂闊だったのだけど、何も云わず開いてくれた岩城シェフには感謝・感謝。例によってメモを取らない記憶喪失世代なので、特に美味しいものはお味に気持ちを取られて、何を食べたかよく分からない体たらく。スミマセン。でも、万寿貝、パブリカのムース、たっぷりの加賀れんこんの上に乗っかった甘鯛のパイ皮包は、とても印象深い。お皿も綺麗で、日本のあちこちから来たタイの友人を囲む仲間たちも、本当に楽しんでいただきました。だから金沢リピータがボクのまわりにとても多い。

万年幹事のボクは精算が済ますまで酔えないし、グッタリ。帰り際に、男にも優し(かったっけ?)岩城シェフのご配慮でカウンタで一献の休憩。2日にわたる草の根日泰友好行事を、いつの間にか来ていた近所のバーの常連美女2名とカウンタに並んで、華麗に終えることができたのでした。ふう。







これがデュマのカウンタ席。