K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

最近webで注文したアルバム(非クラシック):大地やヒトに降り立つような音に近付きたくなっている


Iriondo SilviaのOjos Negros。こんなジャケットを見てしまったら、手にしたくなるよね。

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この3〜4ヶ月程でweb購入したジャズ・アルバム(というより非クラシック・アルバム)を調べてみた。あんまり買っていないと思っていたけど、そうでもなかった。新譜買いは絶えて久しいけど。こう眺めるとFred Hersch、Stefano BollaniEnrico Ravaに強く惹かれたことを改めて認識した。そして年末の頃から、ジャズよりもっと広い音楽との境界領域に関心が広がっている。店買いも含めて南米音楽、R&B、などなど...
クラシックを聴きはじめて、新しい音の感触が新しい悦びを与えてくれることを強く感じ続けている。その反作用的な心理なのか大地やヒトに降り立つような音にも、どんどん近付きたくなている。

 1. Fred Hersch: Whirl (未聴)


 2. Fred Hersch: Horizons (未聴)

 3. Fred Hersch: Fred Hersch Plays Jobim

奇数番と偶数番の音の造り方の違いが面白い。ジャズ的なオトとクラシック的なオトの間を行き交うことができる数少ない奏者のひとりであることを認識した。

 4. Fred Hersch: Songs Without Words

この3枚組のソロピアノは秀逸で飽きを感じることが全くない。溜息が出るような掌篇のあつまり。

 

 5. Stefano Bollani: I'm in the mood for love

悪くないのだけど、どうもヴィーナス臭にいちいち反応してしまうボクの心の狭さが気になってしまう。

 6. Stefano Bollani: Stone in the Water

iTunesでLabel Bleuのものを聴いたあとに聴くと、北欧モノは物足りない。だけど、さすがにECM録音は聴かせてしまう音をもっていて、静謐なBollaniもいいなあと思わせてしまう。

 

 7. Enrico Rava: Third Man

Label bleuのモントリオールではRavaとBollaniのお茶目で楽しい側面が全面的だったのだけど、静謐なデュオを聴かせてしまうECMの力は凄い。器用な、故に迷走しやすいジャズ芸人の扱いをよく心得ているのだろうな、Eicherは。

8. Enrico Rava: New York Days

こんな感じのジャズもECMならば全てひっくるめて受け入れさせてしまう。

 

 9. Iriondo Silvia: Tierra Que Anda

カルロス・アギーレ(Carlos Aguirre)のアルバム4枚はすっかり愛聴盤になっている。それからアルゼンチンは気になっているのだけど、何を聴いていいのか分からなかった。酔ってamazonでクリックした「らしい」本作は、やはり素晴らしいアルゼンチンの音を届けてくれた。

10. Iriondo Silvia: Ojos Negros (未着)

Tierra Que Andaにすっかり痺れたボクが、このOjos Negrosをクリックしない、なんて有り得ない。ジャケットも買え、って云っているしね。

 

11. Joni Mitchell: Court & Spark

12. Joni Mitchell: Miles of Aisles (未着)

LA周辺のジャズ系奏者をバックに唄うJoniの音造りに圧倒されてしまう。Joniの音に惹かれてきているので、バックがジャズ系かどうかなんて、どうでも良いのだけど。

 

13. Lalah Hathaway: Lalah Hathaway (未聴)

14. Lalah Hathaway & Joe Sample: Song Lives on (未着)

Donny Hathaway娘。実はDonny HathawayFender Rhodesがとても好きで良く聴いている。Murcus Millerバンドで唄っていたのが娘だとふと思い出し、年明けに二枚、注文してしまった。 Joe Sampleも実は大好きなのでね。

15. Randy Crawford & Joe Sample: Feeling Good (未着)

16. Randy Crawford & Joe Sample: No Regrets (未聴)

Lalah Hathawayを注文していたら、amazonのお薦めに出てくるアルバムに釣られてしまった。Randy Crawford & Joe Sampleって、CrusadersのStreet lifeを思い出すよね。

 

17. Bjork: Gling Glo

18. Bjork: Debut

BjorkはBSのライヴを見てから、とても気になっていた。 Gling Gloはデビュー前の「ジャズ」アルバムなのだけど、「こぶし」の効いた唄声はとても独特のもので、なかなか聴かせる。Swingしている訳じゃないのだけど。