K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Joe Sample Lalah Hathaway:The Song Lives On (1999)ちょっと疲れたときには

Joe Sample & Lalah Hathaway:The Song Lives On (1999,GRP
   1. The Song Lives On
   2. Fever
   3. Come Along With Me
   4. Living In Blue
   5. Street Life
   6. When Your Life Was Low
   7. One Day I'll Fly Away
   8. When the World Turns Blue
   9. For All We Know
  10. Bitter Sweet
  11. A Long Way From Home
Joe Sample(p),Lalah Hathaway(vo), Jay Anderson(b), Lenny Castro(perc), David Delhomme(synth), Walfredo Reyes(ds), Michael Thompson(g), Kirk Whalum(sax)

ブログの検索キーワードをときどきモニターしているのだけど、ダニー・ハザウェイDonny Hathawayのヒット率が一番高いような気がする。ほかのジャズ記事よりも閲覧回数は高いのではないだろうか。ボクは彼が弾くFender Rhodesの音がなかなか好きだ。ジャズ奏者にない魅力があって。その昂奮はとてもよくコントロールされているけど。そのアンバイが丁度いい感じなのだろうな。

このアルバムはクルセイダーズのキーボード奏者ジョー・サンプルとレイラ・ハザウェイの共演。レイラはダニー・ハザウェイの娘。ちょっと唄声が気になったから入手した。基本的にはJoe Sampleのアルバム。まあなんと30年以上前のCarmelとかRainbow seekerと基本的な曲調は変わっていないことに驚いた。偉大なワンパターン。そこにレイラの声が乗っているのだけど、それがなかなか良し。ランディ・クロフォードと同じような歌唱なので,ジョー・サンプルにうまくあっている。ランディ・クロフォードよりは、ちょっと乾いた声かな。五曲目に懐かしのStreet Lifeを歌っているのだから嬉しい。それにしてもジョー・サンプルの歌伴はいいなあ。

二日ほど広島で呑んだくれて帰ってきたのだけど、さすがに疲れている。そんなときは、ここ数回取り上げているECM・アイヒャープロデュースよりも、素晴らしくワンパターンなジョー・サンプルと過ごす方が気楽だよね。