K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Joe Pass: Better Days (1971) なんだか調子が良き日だから、これを


Joe Pass: Better Days (1971)
17曲もあって多いから、曲名は省略!
Joe pass(g), Joe Sample(p), Tom Scott(ts), Ray Brown(b), Carol Kaye(b) , Paul Humphrey(ds), Earl Palmer(ds), Milt Holland, Conte Candoli, J.J.Jphnson (horns)

 ここのところ気怠い日々が続いている。当地出身の母の言葉で云​えば「ものい」状態。古語の「物憂い」が方言で残ったとか。そん​な訳で昨夜は10時に寝床に(小学生か高齢者やね)。今朝は6時​に目覚めたので,子供みたいに8時間も寝てしまった。何となく体​や気分のギアが切り替わった予感。

 今朝は朝一番から仕事があったのだけど、なんだか体に活気があって我慢できず、出勤前の時間に余裕がなかったのだけど走った。予感通り、久々に全力のモードにギアが入る。時として​4分後半/kmのピッチ。前半は31分/6km。何ヶ月ぶ​りか?そのあと水切れ気味だったけど、結局52分/10kmで、まあまあの出来。暑くなってから、全力モードに入らなかったの​で、今朝は不思議な感触で走り終えた。まあ、仕事に出かけても汗が止まらなくて、随分と往生したけど。

 今日一日はそんな感じで暫く感じていた倦怠感を飛ばすことができた。長寝万歳。

 そんな、なんだか調子が良き日だから、これを聴いている。ちょっと変なJoe PassのBetter Days。ベースのCarol Kayeという女性の自主制作盤。だいぶん前にディスク・ユニオンで「珍盤」ですよって惹句にキャッチされました。アホやね。

 内容的には1971年頃の西海岸のFusion(というかCrossoverですね)が忠実に演奏されていて、まずまず楽しい一枚。聴いていると割と能天気にBetter Days感覚が共有できる。 Carol Kayeの電気ベースってあまりお上手じゃないので、PassがBetter Days感覚で弾いていたかは定かではないけど。Joe Passの盤としては全く「珍盤」なのだけど、なんとなく昔は近寄らなかったコノ手の録音、クリセイダーズやスタッフなんかも心地よくなっている昨今、これもまたいいかなあ、といい加減な気持ちで聴いております。Passはやっぱり巧いしね。