時差にはいつも苦しめられるのだけど、おかげで嬉しい早起きができている。部屋は東向きで、アジア側から昇る朝日が見えるから。真っ暗な4時頃に目覚め、静かなボスポラス海峡を見ながら日の出までの時間を過ごすのはとても楽しい。時間がとてもゆっくりと過ぎていく。金沢に引越してから、喧噪が苦手。だから、なんとなくホテルで海でもみながらゆっくりしたい気分になっている。
ホテルの朝食もやはり海峡を見下ろすような感じ。6時過ぎには人の少ない食堂でのんびり朝食を頂いている。その頃には朝日が降り注ぎ、とても眩しいのだけど。ただ斜光がつくる景色の陰影は好きなのだけど。
欧州やアジアを旅行すると、朝食が楽しい。米国でそんな気分になったことがない。そんな気分を少々お裾分け。ハノイ、バンコク同様、イスタンブールでも果物が鮮やか。
これはサクランボ。シロップに浸かっている。このボウルをみて、鈴木清順の陽炎座(松田優作主演)を思いだしたのだけど、分かる人いますかねえ。あれは、ほおづきですが。
野菜も鮮やか。ハノイやバンコクでは水が怖いので生野菜は食べていないのだけど、どうしようか。
これは魚のプレート。酢漬けの魚がとても美味しい。
これは蜂の巣。体調がいまひとつなので、しっかり食べました。