K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

モントリオールのヴェトナム食: Ong Ca CANとThanh-Long Pho Vietnamien

 今回の出張は長め。だから後半になると、どうも食事が辛くなってきた。今まで、海外でわざわざ和食に行くことも、全くなかったのだけど。でも和食も悔しいから、ヴェトナム食。備忘のための記録。

 昨夜、清華大のヒトと話をしていてのだけど、彼が云うには「北に行くほど脂っぽい、西に行くほど辛い」。だから、ヴェトナム料理は南の果てだからあっさり(納得)、タイよりは東だから辛くない(納得)、だから好みに直球で飛び込む。ヴェトナムと食べるヴェトナム食より、北米やフランスで食べるときのほうが美味しく感じる理由は、もう少し考えなきゃいけないのだけど。なんでだろうね。

 それにしてもモントリオールにヴェトナム食を食べさせる店は多かった。かつてヴェトナムが仏語圏だったからだろうね。今回、2軒でヴェトナム食をいただいたのだけど、期待に違わず美味しかった。中華街の少し荒んだ所ではなくて、洒落た店が多いSainte-Catherine 通りで選んだから、間違いがなかったのかもしれない。

1.Ong Ca CAN

 

 

 少し高級店の趣。客層も、家族連れで奮発している東洋系が殆ど。期待できるな、と思ったら、美味しかった。とても優しい味。まあ、サラダや鶏の上に乗っているパクチーだけで、嬉しくなったのだけど。普通に食べて、ビール呑んでCAD50/personなので、やや高めなのだけど。

 2.Thanh-Long Pho Vietnamien

 

  Ong Ca CANと同じ通りだけど、1ブロック北。側壁が写真のようにあれているけど、昔の横浜・桜木町ガート下と同じアート(もどき)の装飾運動のようで。正面から見るとまとも(写真は撮り忘れた)。フォーの店で、ロースト牛、牛筋、鶏のミンチボール、海老など様々な食材を乗せてくれる。味は普通に美味しい。ケレン味もないのだけど。ボクはやっぱりフォーが好きやな、と今回改めて思った。

明日の朝から帰国。さらばカナダ・モントリオール。北米であり得ないくらいキュートな街だった。