K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

御茶の水:辛抱が足りない日々


 この1週間余、とても仕事が込み合っていた。ブログも放置状態だった。今週後半から来週にかけて仕事で出かける予定を詰め込んだので大変。それに呑む話も多い時候。(コメントを放置して失礼しました)

 ここ数日は関東で用事があるので、昨夜はお茶の水。勿論、音盤漁りが目的。昨夜の大成果はRoy HaynesのHip Ensembleを入手したこと。それもかなり納得のいく価格(2250円)で。金を出せば欲しいものは手に入る世の中なのだけど、モノを集めるルールは自分のなかの価値観(金銭的にも)との整合だよね。ネットで5000円の音盤だったので、手が出なかったし、リアル店舗でははじめて見たレコード。

 33年前、大阪の高槻にはじめて(だと思う)ジャズ喫茶ができた。ジャズの香りなんて想像もできない寂しい感じの街だった。今になって、ジャズ・イヴェントをやっているなんて想像もできない。その店に大学1年生の頃に良く行った。店主はベーシスト(じゃなかったかな、ギターだったかな)で、これを紹介してくれた。なかなか格好が良くて、それから気に留めて店では必ず探しているのだけど、ぶつかったことはなかった。そんな訳で、この30年で最大の懸案だった音盤を落とした。あまり感慨もないのだけど、やはり嬉しい。

 今年は何だか、辛抱が足りない日々、を送っている。タンノイのスピーカーを買ったり。レコードもむきだしの本能のままに。ああ、内田百�ウ全集も買ったなあ。困ったことだと思いながら、置き場所以外は困っていないのだけど。

結局、2日間で80枚のLPレコードを買ってしまった。まあ、早めのお年玉と自分に言い聞かせている。来週も出張なので、レコードが届くには10日ほど先なのだけど。