夏の出張で四日市に出かけて、街角の中古レコード屋で何枚か買ったことを契機に、近所の若きS君の音源に煽られて（彼が煽るのではなく、音源がね）、LPレコード熱が高まったまま。70年代から80年代の音盤、つまり買い漏らしたものを再び気にしている日々。概ね安価なので入手しやすい。嬉しくなっている。
この笠井紀美子「バタフライ」はLPレコードを店頭で探していた。数年間。結局見つからなかった。だからCDで購入した。
それでもLPレコードが欲しい感覚だけが残った。
何でも最近改めて需要が高い、と知ったのはS君から紹介されたレコードガイドを読んでから。ネット・オークションで見つけても4000円台と高価。さすがに馬鹿馬鹿しい。最近、運良くネットで納得できる価格で入手することができた。
という訳で、Nik Bartsch's RoninのLiveと、このバタフライを交互に聴くような日々。同じファンクのビートなのだけど絶対温度が10倍違って、その対比が楽しい。外の悪天を眺めながら、温めたり、冷やしたりの音楽を聴く日々。
