K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

医王山・白兀山:輝く残雪・淡く翳る陽


綺麗な蒼天もいいのだけど、高層雲が流れはじめ、陽が淡く翳りはじめる頃の感じが案外いいと思う。北陸の空はそんな時が多くて(気候が安定していない、ということだけど)、眺めていても飽きない。

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 体調が暫し悪かったのだけど、薄明の頃の美しい空をみて、遠来の友人を山に連れて行きたくなった。自宅からクルマを使って15分の山、医王山に出かけた。平常の7割くらいの感じで登る。

 例年の4月下旬に近い積雪状況で、地面や藪が出ていて、上手くコースをとらないと鬱陶しい感じ。スノウシューとワカンを持参したが持ち腐れ。

山頂付近からは白山山系、北アルプス日本海が一望で、やや霞はじめた空のなかに白嶺が連なっていた。

剱と立山

奥医王山越しの白山

そのような遠景が見通せたことも楽しかったのだけど、雪面の輝きはも魅力的で、厳冬期とは違う表情。冬の残滓を楽しむことができた。

7時半に登りはじめ、写真を撮りながらの山頂9時半。10時50分には下山していたお気軽で、でも蒼天のもとでの素晴らしい春の山行となった。