K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

お茶の水ディスクユニオン:この歳で火がつくと手がつけられない(2)


 金曜日で打ち止めにする予定だったが、土曜の朝にこのサイトを読んでいて、また虫が騒ぎ出した。気になるレコードが呼んでいる。11時の開店を待ってディスク・ユニオンに出かけた。昼過ぎフライトまでだから、30分の制限時間。

 このサイトで改めて認識したVerve期のBill Evansの音の良さ。オリジナル盤が安価で音が良いという。これが引き金。お城のMontreuxはなかったのだけど(実は自宅の亡父のレコード箱にあった)、代わりにフルートのシュタイグとのWhat's new。勿論、いい音だった。

 同じくサイトで推奨されたクラーク・テリーの新宿・木馬でのライヴ。演奏は、やはり好みじゃなかったけれど、音はよかったよ。

 ダラー・ブランドの西独Japo(ECMの姉妹レーベルでアイヒャーがプロデュースしていない)のもの。何とサイン付き。音は抜群にいい(筈)。

 ハービー・ハンコックの Blue Note2枚。ともに安価なLibrty盤。Speak like a childはオリジナル盤になると思う。こんな値段でいいの?的な入手。音は日本盤と比べると、やはり薄いヴェールを剥がしたような感じ。ただし1970年代に入手した青レーベルのUA盤と比較すると案外差がない。ふーん、って感じ。UA盤は反ってたり、ジャケが貧相で最低だったけど。

 マイルスのmy funny valentineはオリジナル。Four & Moreと同日のライヴ。やはり空気感が違い大満足。面白いのはFour & Moreはステレオだけど、my funny valentineはモノラル。多分、両方あるのだろうね。困ったことだ。