K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Riverside時代のBill Evans

 あちこちから古い知己が訪ねてきている。そんな一月あまりを過ごしている。酒も随分と呑んだし、山にでかける以外は引き籠もったような日常が嘘みたいに、夜も出歩いた。そして、夜中に自室に戻ったとき、毎日毎日、Riverside時代のBill Evansを聴いている。ジャズを聴き始めたころ、三十数年あまり前、以来じゃないかな、これだけ彼を聴いたのは。その間、彼はあの世に行って随分経って、ボクはあの世に随分近づいた。

 毎日聴いていると、演奏のことや、音質のこと、さらにプレスのことやステレオとモノラルの違い、など様々なことに好奇心が募り、止まない。Riversideというレーベルにも好奇心が沸く。面白い。RiversideはPrestige, Blue Note, Contemporaryなんかと比べて、あまり聴いていなかったので、レーベルの印象が薄い。PrestigeやBlue NoteのRudy Van GelderやContemporaryのRoy DuNannのような、録音技師の作る音空間のイメエジのようなものもなかったしね。最近まで、何故か録音があまり良くない印象があったので。

 一度、ターンテーブルを回しはじめたら、なかなか止めることができない。そんな盤ごとの演奏や音の違いにドキドキしている。その印象は全くまとまっていないのだけど、音質はMoon BeamsやHow My Heart Sings!が、インタープレイの妙を伝える空気感はWaltz for DebbyとSunday at the Village Vanguardが抜群かなあ、と思っている。Waltz for DebbyとSunday at the Village VanguardはRiversideの原盤じゃなくオルフェイム盤なので、とてもモノラルの原盤が気になって仕方がない。とても高価なのだけど。

 もう暫く、しっかり聴きたいと思うし、またそんな音楽にまみれる日々がいいなあ、と思うのだ。

Riverside時代に発売されたアルバムと録音技師(後年の発掘盤は含まない)

1956     New Jazz Conceptions, Jack Higgins     
1958     Everybody Digs  Jack Higgins[R-M][CD], Dave Jones
1959     Portrait in Jazz,[R-M],[Or-S],[J-S][CD] Jack Higgins     
1961     Explorations[J-S][CD], Bill Stoddard
1961     Sunday at the Village Vanguard[J-S],[Or-S][CD*], David Jones
1961     Waltz for Debby[J-S][Or-S][CD][CD-high], David Jones
1962     Moon Beams[R-M],[Oj-S][CD], Bill Schwartau
1962     How My Heart Sings![R-M],[Or-S][CD], Bill Schwartau
1962     Interplay [J-S][CD], Tommy Nola

保有LPで[]は、R:Riverside, Or:オルフェイム、Oj:OJCシリーズ、J:日本盤(JVC)、-S:ステレオ、-M:モノラル

[CD]:保有CD、[CD-high]:24bit,96kHz音源