K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

雲沸く秋晴れの白山へ(9月29日)


 目覚ましを3時にセットしたのだけど、既に明るくなった部屋で目覚めた。長距離を歩くことを諦めた。

 市ノ瀬を出発したのは、すっかり陽も高い8:40。体は使いたかったので、白山禅定道から観光新道、頂上へ。

 標高差1900mあまり。4時間半で頂上へ。後半はスピードが上がらず。下りは2時間くらいで別当出合へ。日没時間を考えると、同じ道を引き返す度胸がなかった。独りだしね。

 昼食休憩含め7時間で18kmを歩いたささやかな山行 。

 

白山禅定道は信仰の道の雰囲気に満ちている。時折、古い針葉樹もあり、独特の気配がある。

 白山禅定道の最後、慶松平は遠くから分かるほど樹相が綺麗。このあたりまで来ると、ぱあっと明るくなる。

 観光新道に入って高度を上げていくと、山は少しづつ染まりはじめていた。

別山の肩がチブリ尾根。小屋のあたりに雲がかかっていた。観光新道から見るチブリ尾根は大きい。

弥陀ヶ原の光景はいつ見ても美しい。秋の色。

 天蓋の蒼

もう1月あまりで、再び雪の下に埋もれる

 沸く雲が好きだ。

 気がつくと、弥陀ヶ原から上が雲海に浮かんでいた。

 

 

 

 黒ボコ岩から下は雲海の中に沈み込み、深海魚のように沈殿していった。