K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

大阪・日本橋筋:Rubic RecordsとDisk JJ


 韓国から帰って、極く短い時間、金沢に滞在した後に仕事で大阪へ。全くもって疲れる。

 宿は上本町。元来は大阪の外郭にあたるような場所で千日前の近く。要は悪所だった下町。沖浦和光さんの著作を読むと、そういった場所に興味を覚える。かつての生活圏から外れるため、ほとんど大阪の南の方は知らないのだけど。

 それはさておき、出張ついでにレコード屋巡り。日本橋筋の2軒をまわった。

 1軒は2回目のDisk JJ。1970年代のジャズ盤が安価で品揃いが多い。懐かしい盤と随分再会した。特に良かったのは欧州盤が安価だったこと。ECMやENJAの盤を結構な数を買った。ハービー・ハンコックのリーダ作集めで最後になっていたVSOPの日本公演も入手(稀少盤ではないが、高価だと買う気がしない)。BNやPrestige, Riverside, Verveなどのオリジナル盤もちらほらあったが、数は少ない。

 2軒めは今回初めてのRubic Records。日本橋筋も少し横に入ると場末感が満点。そこに小さな店を構えている。だけど少ない在庫の充実していること。大阪でのお気に入り、になってしまった。

Prestigeで欲しかったものを4枚入手。これでマイルスのマラソンセッション(ingシリーズ)は全てオリジナル・プレスで揃った。それに好きなブッカー・アービンも。一気にここまで揃うか?、 という感覚。あとはゲッツとチック・コリアのアルバム。裏RTFで有名な盤。そしてJBのライヴ盤。独り暮らしの景気づけにはぴったり、だよね。また行きたい店が増えた!