K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

戸隠での呑み喰い

晴れた日に森の中の食堂でゆっくり過ごす時間も悪くない(ヒマラヤの詩)

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 基本的に、聴いた音楽の備忘を目的に、同様に読んだ本や、眼前の光景などを記録しているのだけど、たまには食べること(容赦)。

 戸隠に出かけると、宿の外では殆ど蕎麦をいただく(そりゃそうだよね)。かつては、越水が原から中社までクロスカントリースキーで滑り降りて、でよく食べたものだ。岩戸屋、うずら屋、極意などなど。最近は鏡池から滑り降りると、そこにある蕎麦屋で腰を落ち着かせてしまう。要は早くビールが呑みたいのだ。

 戸隠から黒姫を貫く県道から、鏡池に延びる林道への分岐にある「蕎麦の実」は、そんな立地にあるので、この10年(くらいかなあ)は、ここに出かけることが多い。店内は広く、ゆっくりと呑むことができる。今年はおろし蕎麦をいただいた。(子供の頃読んだ池波正太郎の小説ででてきた信州のおろし蕎麦、大晦日だけ辛いネズミ大根をおろして、のくだりで知ってから、信州では気になって仕方がない。小説では上田出身の蕎麦屋台、だったと思うが。)

 昨年も戸隠でスノウシューをやったのだけど、牧場から丸山の鞍部を過ぎたあたりで迷い(伐採道に惑い)、結局、鏡池に出ないで奥社入口に出た。そのとき入って良かった「なおすけ」。今年は鏡池から奥社入口に出て、やはり「おろし蕎麦」をいただいた。

 3日目は蕎麦に飽いたのでカレー。スキー場から定宿に下るスキー道の途中の森のなか。ずっと気になっていたのだけど、はじめて入った「ヒマラヤの詩」。香料がしっかりと効いたカレーは旨かった(好物のタイ風とは違うのだけど)。昔はチェンバロという喫茶店だった場所、だそう。

 

  書いていて、金沢ではあまり外食しないのだけど、更級藤井、シエスタスパイスボックスなどなど、いろいろ食べたくなった。