オーディオには根本的には関心がないので、あまりセッティングを触ったりしない。殆どの時間が「次に何を聴くか」、ということばかり考えてる。何らかのストレス
山水の真空管パワーアンプが故障。McIntoshの古いプリ、メインもメンテナンスが必要、ということで全部出してしまった。家に残ったのは、新しいMcIntoshの真空管プリ・アンプC2500と山水のトランジスタ(MOSFET)・パワーアンプB-2301L。
今まで、これらのアンプをPIN(RCA)ケーブルで接続していた。実は2つのアンプともバランス端子がついている。特にパワーアンプはバランス入力に対応した増幅器構成、だそうだ。短いバランスケーブルを持っていたので、ラック内のアンプ配置を変更して(これが実に重たいのだけど)、バランス・ケーブルで接続してみた。
すると不思議なほど音が力強く、前に出るようになった感じ。特にJBL 240TIの音の伸びが凄い。今まで高音が押さえつけられたような、鮮度に欠けるような感じだったのだけど、それが解放された。古いレコード盤を鳴らすと、臨場感に酔える。アルコールいらず、って訳にはいかないのだけど。
そんなことで、この週末は古いレコード、Blue Note、Prestige、Riversideなんかの特にモノラル盤をじっくり聴いていたのだけど、中毒性の音、にすっかり惹き込まれていた。久々、夜半過ぎまでターン・テーブルを回していた。
勿論、最近の録音はやはり最近のスピーカTannoy DC10Tで聴く方がよいのだけど。面白い。
オーディオにはあまり関心ないのだけど、やはり思わぬ拾いモノは嬉しい。