K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

秋の音盤祭@金沢駅


 ボクはあまりこのような催事には行かない。入手したい、と思っていたレコードが入手できた、という経験はない。ただ、思わぬレコードと出会うこともなくはなく、要は気が向いたらふらっと行く感じ。

 ただ今回は、名古屋に行くと必ずお世話になるバナナやグレーテストヒットが出店とのことで、出かけて行った。結果的には福井のフラミンゴでの買い物が一番多かったように思う。この店の値付けとボクの価値観に微妙にズレがあって、結果的に面白い買い物になった。

今回はヴァン・ゲルダーもの、はなし。

 モンクの東京ライヴ。あまり見かけないように思うので。高瀬アキは来月金沢に。シェイラ・ジョーダンとかマクビーとかモーゼス、共演者が素晴らしい。ドン・チェリーの晩年のアルバムは案外好み。キャラウェイとレッド・ミッチェルのデュオ。聴かなくてもワクワクする。初めて見たピーコックのアルバム。1970年頃の一連の日本録音の一つ。そしてピザレリのレコードは持っていなかったからね(CDのみ)。

リストン・スミスがRhodesでライヴというだけで、そそる。ステップも案外好き。当時は微妙な位置づけだったけど、立派な90年代のジャズになったのでは?ハイ・ローズは買い漏らし。トム・スコットやアル・ジャロウのライヴも欲しかった。マイルスの後のマイケル・ヘンダーソンも好きなファンク。

 二束三文で油井正一セレクトのBlue Noteコンピレーションがあったんで。洒落っ気満点なサンプラー(非売品じゃないかな)をシャレで。フレンチ・ボサノヴァのように書いてあったのでジャケ買い(少し後悔)。あとは水橋孝。買いすぎた。

 実は一番の成果がケルン・コンサートのオリジナル盤(美盤)とジョー・パスのヴァーチュオーゾの格安米盤。ともに持っているので、欲しがっていたK君のために買い付け。天気がいいのにね。何をやっているやら。