K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Milton Nascimento : Minas (1975) 今朝はミナスを聴いていた

  今、結構ロウレロイにはまっている。ECMだけではなくて。先日、彼の1stアルバムを聴いたのだけど、とても既視感(いた既聴感?)があり、やはり昔、はじめてミルトンを聴いた時と同じ質の愉悦のようなもので溢れた。

 ジャズやロックなど米国由来の音のプラットフォームを乗っ取り、ミナスの音で満艦飾なっている曲の数々。そして確かに、彼の地の音楽てある個性の強い発露。

 そんなわけで、急に懐かしくなって、今朝はミナスを聴いていた。ターン・テーブルにレコードを乗せ、針を下ろすと、かつてのミルトン・ナシメント、の瑞々しい声が広がる。朝の光とよく合う。そして軍事政権と対峙した彼の音楽、の強靱さ、が漲っている。

 ボクはB面1曲め、 Ponta De Areiaが大好き。ウェインとのアルバムでもいいが、このアルバムでも素晴らしい。

 

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Milton Nascimento : Minas (EMI, 1975)
A1. Minas
A2. Fé Cega, Faca Amolada
A3. Beijo Partido
A4. Saudade Dos Aviões Da Panair (Conversando No Bar)
A5. Gran Circo
B1. Ponta De Areia
B2. Trastevere
B3. Idolatrada
B4. Leila (Venha Ser Feliz)
B5. Paula E Bebeto
B6. Simples