先の土曜日曜は、東京から来た友人と、北陸の山日帰り二連戦。夜は、金曜土曜日曜の三連戦。加齢を顧みない過密スケジュール。ボクも疲れたが、付き合わせたSサンもそうだった、と思う。お疲れ様。
土曜の荒島岳に続き白山。残雪期の白山が好きで、ここ数年登っている。別当への道路が開通してから登るのだけど、今年は6月に入ってから。昨年より2週間あまり遅かった。融雪が予想以上に進んでいて、アイゼン不要の登山となった。
だから、残雪期というより夏山寸前の雰囲気ではあったのだけど、登路の1/3には雪があり、まずまず楽しめた。東京の友人と職場の若い同僚2名で行ったのだけど、天気に自信ありの晴れ男女達(ボクは中立、そんな感覚はない)だけあって、天気に恵まれた。
好天の中、山頂に近づくほど、晴れ渡ってきた。菊理媛命の山が纏う衣はいよいよ薄く、その流れる様がいつになく美しい。そして、山頂に着く頃は深い蒼空のもとにいた。
渓流釣りに入れ込んで、まあ山遊びだからいいか、って思っていた。だけど登山は爽やかなスポーツ、渓流釣りはもっと暗い内的衝動(人間の奥底の狩猟衝動)があるなあ、と思った。
もう少し、山に登らなきゃね。
ガスが流れる中、登る。甚之助から南龍分岐へ
分岐からのトラヴァース。夏山の景観に近い。残念。
黒ボコから見る別山
弥陀ヶ原からの山頂。開放感に浸る。
室堂からの御前峰
雲が沸く
御前峰山頂からの室堂と別山
大汝峰