K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

札幌・すすきの「Jamaica」久々のジャズ喫茶

 ジャズ喫茶に行かなくなって、久しい。何故だろう。やはり、知らないレコードと行き当たる、素晴らしい音と知り合える、それが魅力だと思うのだけど、酒場の要素が強くなると、ソチラに意識が行かないからだと思う。だから、結果的には酔狂な焙煎人がやっている珈琲店cowryを、本当の意味での「ジャズ喫茶」として訪ねている、と思う。また、そんな客はボクだけではない、と思う。

 さて札幌では、久々に久々のジャズ喫茶へ。すすきの「Jamaica」。ジャズ喫茶らしいジャズ喫茶で嬉しくなった。数人の客が黙ってジャズを聴く、硬質の空気がよい。といって、キツくは決してない。ジャズ酒場とジャズ喫茶のバランスは、微妙にジャズ喫茶の空気。アルコールであっても。これが良い。スピーカーはなんとJBLパラゴン。懐かしいなあ。音の評判は?だったと思うが、大きな木の響きが感じられて良かったなあ。ゆっくり訪ね直したい店。

 ジャズのレコードについては狸小路の店と郊外の店にでかけたが不作。レコード・ショップ・ガイドを見ると、一軒逃した。しまった。でもまあいいか。また来たいな、札幌。