これが最後の公演なのだろうか。ネットでアルバムを調べているときに、黒いオルフェ、というタイトルでのECMからのアルバム発売予告を多数みかけた。結局、発売中止となったようだけど、これが2012年10月26日 東京文化会館小ホールの演奏らしい。
詳しくは:
そのなかでリンクが貼られている菊地さんのインタビュー(New York Timesのインタビュー 、和訳もリンクされている)も素晴らしい。雑誌をほとんど読まなかったボクが、勝手に想像していた彼の在り方、そのもの。音とともに生きて、死んだ、ただそれだけの凄みを感じる。
彼の点描のようなピアノは麻薬性があるなあ、と思う。そもそも弾き手が重度の中毒患者に思えるしね。