サンフランシスコに着いて、ひと休みした後にレコード屋に。BART(鉄道)で行くことのできる店へ。24th streetと16th streetの間にある2軒。
このあたりはヒスパニック系が多い地帯のようで、下町。嫌いな感じではない。活気がある。道路にはゴミも多く、また「酸えた臭い」も時折漂う、ちょっとヤバイ街の感じもあるのだけど、人通りも多く、殺気だった様子は全くないので、まあいいやとレコード屋のある通りへ。
1軒めはAquarius Records。実験音楽(!)の音源が多い店で、それ以外は驚くほど少ない。小杉武久のレコードがあった。買っていないが。
次はOriginals Vinyl。小さな店で在庫は多くない。だけど、それなりの取りそろえで、見て楽しい店であった。再発盤が多いのだけど(HoroのMax Roachを見かけて喜んだけど、再発だった。gmailのアドレスが書いてあった!)、そのなかに少しは気を惹くものもあった。
結局、$10のレコード3枚。まあ満足かなあ。まだ店はあるので、次は違う地域に行きたい。怖い場所でありませんように。
オリジナルかは分からないが、ジャケットの紙の厚みがプレスの古さを主張。ギターはジム・ホール。ECMの源流的な室内楽的なジャズ
これもオリジナルかは分からないが、レーベルの凹み(groove)がプレスの古さを主張(か?)。
まあコンテンポラリーはずっとレスター・ケーニッヒの経営だったから、古そうなプレスだったらいいんじゃないかなあ。
(息子の代になって、早々にダメになったけど)
これもギターはジム・ホール。ベースはレッド・ミッチェルなので、聴くべし、である。
最後はハザウェイ。真っ先に眼に入ったなあ。この手のアルバムが一番、日米価格差が大きいのではないかなあ。