K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Milt Jackson: Opus De Jazz (1956) ECMに通じる音響空間だと (まだまだRVG)

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 何かつまらないなあ、という感覚を持って、昨日のリッチー・コールを聴き終えた。悪くはないが、普通なんだよね。

 で、1950年代のモノラル、サヴォイのアルバムをターン・テーブルに載せた。モノラル録音。

 その瞬間に「広がる」音響空間に刮目した。5人の音が室内楽のように響き、奏者と奏者の間の空間まで見通せる。残響が程よい。その奥行きは、まさに後年のECMに通じる音響空間だと感じた。

 確かにピアノのダイナミックレンジは抑制され、ヴィブラフォンに焦点があたる録音なのだけど、1950年代のジャズ・レコードとしての音響であることを主張し、そこに全く違和感はない。ホロヴィッツのレコードではない、のである。

 やはりルディ・ヴァン・ゲルダーの味、は1950-1960年代で楽しむべきで、賞味期限を試すような聴き方、はあかんかったなあ、と思った。でも、興味はあったんだよね。

 

apple music:

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Milt Jackson: Opus De Jazz (1956, Savoy Records)
A1. Opus De Funk
A2. Opus Pocus
B1. You Leave Me Breathless
B2. Opus And Interlude
Milt Jackson(vib), Frank Wess(fl), Hank Jones(p), Eddie Jones(b), Kenny Clarke(ds)
Engineer: Rudy Van Gelder
Recording Supervisor: Ozzie Cadena
Savoy Records: MG-12036

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