昨夜は仕事での来客と会食。なんとなく疲れたので独りでもう一杯。
カウンターで同席した客(Yさん)と渓流釣りの話で盛り上がって、面白かった。眠くなった帰り際に阿部薫の話が出た。金沢でECMの話が珍しい、といってたのは珈琲屋のK君だけど、金沢で阿部薫の話も珍しい。(Yさん、ありがとうございました。)
彼が睡眠薬で自死のような事故死する前に出たリーダ作は、ほとんど死ぬ直前の「なしくずしの死」だけじゃないかなあ。ネットで見ていると、時期的にもっと前の彗星パルティータを褒めているものが多い。晩年は音が枯れている、ような指摘。
先日、「なしくずしの死」のレコードを買って、放置していたことを思い出し、聴いている。それは後日アップとして、同梱のチラシに眼がいった。コジマ録音のレコードリスト。これらのなかで吉沢元治のものは持っているが(この後に出たFMTも)、あとは持っていない。最近CDで再発された梅津和時・原田依幸の生活向上委員会なんかも出ている。また売れていない時代の坂本龍一も。
高木・土取のデュオは聴きたいなあ。物欲の煩悩が深くなった。困ったものだ。