K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

River-Walk あの時間を思い出すタネがあれば嬉しい時季、にかなった雑誌

新しい渓流釣りの雑誌が出たので、通販で購入した。 

RIVER‐WALK First Issue

RIVER‐WALK First Issue

 

10月から2月の禁漁の間、何となくほっとしたような、寂しいような無聊の時間を過ごす。この時間が案外、楽しい。今も、晩夏に入った源流域の木陰で一服したときの水面の光や風が、記憶に深く刻まれている。それを何回も何回も反芻するのだ。

だから写真が一杯入った大型の雑誌は、そのための補助具のようなもの。眺めながら、再び気分は渓のなかへ。

この雑誌は創刊号。似たような雑誌が幾つもあるが、重複を避け、入門編的な記事、あるいは高みへの挑戦的な記事とは、切り口を違えていて、ヤマメ・イワナの生物学的な考察、古い川での祭礼、幾つかのエッセイから成り立っている。ノウハウ的な記事をほとんど載せていない(少しだけある)。

大昔の山の雑誌「アルプ」的な渓流の雑誌があってもいいなあ、と思うのだけど、そこまでは行っていない。やや中途半端な感じはあるのだけど、何せ無聊の時期。少しでも、あの時間を思い出すタネがあれば嬉しい時季、にかなった雑誌なのだ。


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