K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

ディスクユニオン大阪、ほか

 有馬の帰途、まあ当たり前のようにディスク・ユニオンへ。堂山町ディスク・ユニオンが入ったビルの二階では、中古レコードの販売会をやっていたみたいだけど、ディスク・ユニオンで予定金額を使い切ったので、行かなかった。最近は、そのような催事には関心があまりないのだけど。

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 ディスク・ユニオンのレコード価格は、概ね業界の最低線だと思っているのだけど、ピン・ポイントで高価。ブルーノートとTBM。ともに録音が関心をそそるレーベル。ECMはタマ数が多いので、そうはならない。最近、気がついたのはTBMの復刻CDの音の良さ。レコードに拘るのはどうかな、と思いながらレコードを買っている。

 今回は高柳昌行のレコード蒐集の一環で戸谷重子。やはり、ただの唄伴(伴奏はうまいけどねえ)。4人(佐藤允彦橋本一子加古隆高瀬アキ、これは凄い)のピアノソロがカップリングという不思議な一枚。日本のシカゴ「広島」でのライヴだそうだけど、なぜ広島が? あとの2枚はユニオンではなくて通販。富樫・高木のデュオ。後年のプレスだけど、やや高価だった。宮沢昭の木曾は近年の再発盤と気がつかずに購入。意味があったのか、当時のプレスを聴かないと分からないなあ。

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再びユニオンの買い物。いずれも1000円内外。このあたりが美味しい、と思う。Xanaduは割と好きなレーベル、雑味が少ないジャズが美味しい。美味、までは行かない盤が多いと思うが、そこは味の好み。ピーター・スプラーグって知らないギター弾き、だけどケニー・バロン、ジーン・パーラ、バリー・アルトシュルの名前で。ジミー・レイニーのXanadu盤はルネ氏のブログで気になっていた。パスのPablo盤はこの価格帯で何と西独盤。悩まず買うべし、の好録音期待。あとは、最近惜しくもこの世を去ったブライスと、フリーマンのバンド。ロンドンのロニー・スコットでのライヴ。ピアノがヒックスなので期待値は高い。(このアルバムははじめて見た)

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最後は新譜。Nonesuchのレコードは録音が良くて、ECM方向だけど残響過多ではない、好み。楽しみだ。 

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それにしても、今から再び仕事で大阪へ。たまらんなあ。