機内映画よりも、 こっちの方のアクセスが多い。本を読めるしね。
オーネットとカークが入ったヘインズのアルバムは、まあ定番のアレ。
今回はカークが入ったアトランティックのミンガスが良かった。というか、30年前に聴いた時は、ミンガスの曲のエグ味にどうも気持ちが行かなかった、のだ。ギル・エヴァンスやドルフィーは好きだったのだが、ミンガスもカークも。最近になって、楽しめることに気がついて、少し得した気分になっている。ヴェクトルが逆なようで、案外、350度くらいの回転で近くにいるようなコニッツも同じ。
結局、ジャズ進化論的なスタイルではなく、曲や奏者に内包する「アヴァンギャルドな気分」にうまく反応しているように思えるのだが、どうだろう。
エリントンあたりにハマルのが近いように思えるので、迂闊に手を出さない方がいいかな、とも思うのだけど、どうだろうか。