K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

新宿ディスクユニオンでの猟盤

皇居の周りを3周走ってから、一服して新宿へ。勿論、レコード。
新宿東口を歩いていたら、目付きが病気っぽい、ヤバいオッサンが正面から来た。呆然としながら、目線が宙に飛んでいるのだ。いかんと思って避けたら、彼はボクと同じディスクユニオンの紙袋を持っていた。

いや、ボクは健全な眼なので、全く同類と思っていないが。。。

 

新宿ディスクユニオンではブルーノート特集。最近は国内盤で十分かなあ、とも思っているので興味は薄いが、ヒルとハッチャーソン、所謂新主流派の4000番代には興味が残っている。ということで、捕まってしまった。

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ヒルは2枚。Andrew!!はリバティ、RVGあり。安レコ+アルファ。Compulsion!!!!はNYCレーベル。昔の新譜2枚分。今の許容限度ギリ。ハッチャーソンは後年の音符レーベル(ボクの学生時代)だから安レコ。でも、RVGありなんで、OK。これ、ヒル+ハッチャーソンなんで楽しみ。ダグ・ワトキンスはワン・コインの日本盤。大阪のワトキンス信者であり技術者のM君に敬意を表して。

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実は一番嬉しかったのはWhynotのテッドカーソン。熱くならずに、Indianavigationとともに集めている。あとメアリー・ハルヴォーソンは近年のソロ。少し聴いたが音圧が凄い。アネットやカーラの曲を取り上げていて、その曲の味をリスペクト。その上で浅いモジュレーションで味を薄くつける感じに痺れた。ブラックストンとの共演作では惹かれたが、あまりピンとこない奏者だったが、音響的な深さを感じることができた。あとは「初めて」のドン・バイアス。吉本氏のtweetをみて存在を思い出した。最終作のレビューをSJ誌でみたなあ、ということで1枚。