K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

新潟・JAZZ FLASH: VITAVOX CN191、新潟へ行くmotivation急上昇

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昨日も開店早々のJAZZ FLASHへ。ゆっくり音を聴きたかった。

金沢のジャズ喫茶・バーと比べると、全く次元が違う音がする。いい、悪い、という語法での次元が違う。比較できない音。金沢のジャズ喫茶・バーは、JBLあるいはTANNOYであり、自宅の音の延長線にある、同じ次元の音のなかでの良し悪し。

ここは全く違って、空間が自分を包摂するような音で、天上から定位された音が振ってくる感じ。ミケランジェリラヴェル協奏曲聴きたいぞ、という音世界。そして実に柔らかい。刺さる部分がない。ある意味で音での迫力はない(多分、ダイナミックレンジはない)のだけど、空間的な包摂感がそれを補うこと、余りある。

だから古いレコードには抜群。またCDであっても、皮膜を被った感じ、はかなり軽減されていて、聴くストレスは全くない、勿論。確かに、音源を選ばないシステムもあるんだなあと感服。

スピーカーはVITAVOX CN191というそうだ。大きい。はじめて聴くスピーカー。

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劇場用のPAだな、と思ったら、確かにそのようだ。

英国製 中古 VITAVOX CN191 コーナーホーン 1947年から現代まで続くオールホーンスピーカー

実に豊かな時間を過ごすことができた。大変お世話になりました。

チャージはなく、ハイボールや日本酒は一杯600円。至上の楽園ではないか。新潟へ行くmotivation急上昇。

手持ちの古い美音盤、をこれで聴きたくなった。