K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Barre Phillips: Journal Violone (1969) 楽器の音の良さ

f:id:kanazawajazzdays:20180206213730j:plain

最近までバーレ・フィリップスが欧州の人だと思っていたのだけど、米国の人なんだね。最初に聴いたのがECMのアルバムなので、なんとなく勝手にそう思っただけ。そうなのだけど、胴を鳴動させて大きな音を鳴らす、あの感じがそう思わせているようにも思う。

この彼の最初のアルバムも実に良く響いている。ベース・ソロなのでその楽器の鳴動音をたっぷり楽しむことができる。最近、フリー系、インプロ系の良さって、楽器の音の良さ、じゃないかなと思っているので、まさにそんな1枚。

ECMの Journal Violone IIを聴いて気に入り、それから気になったアルバムを新潟でみつけるとは思わなかった。

追記:

このアルバムを購入後にJAZZ FLASHでかけてもらったのだけど、実に良かった。体を包み込むような柔らかい轟音、というか。あのスピーカの良さを存分に味わった。
 


---------------------------------------------------------

Barre Phillips: Journal Violone (1969, Opus One)
A. Journal Violone Part One
B. Journal Violone Part Two
Barre Phillips(b)
Engineer: Bob Woolford
Recorded in London during November of 1968. The recording was made in the Parish Church of St. James' Norlands.

f:id:kanazawajazzdays:20180206213730j:plain

f:id:kanazawajazzdays:20180206213915j:plain

f:id:kanazawajazzdays:20180206213922j:plain