菊地雅章のシンセサイザ・ソロ。ススト後の時期にあたる。所謂「環境映像」にシンセサイザ、それもリズムがない、環境音的なもの。電子音、今で云うドローンのような音。プロデューサの稲岡氏が解説しているが、即興的な要素を大切にした演奏、らしい。
既にCDで6枚に分けて出ているが、案外入手は難しい。内容的に高い金額で入手する気になれない。そんな訳で、CD1枚分の価格でLDを入手。
保有しているレーザディスク再生機が生きているかビクビク。幸いトレイは開いた。ぼんやり見ている。CDで聴くのは辛い作品であったが、確かに映像と合わせると、聴こえていなかった(感じなかった)律動がしっかり伝わる部分があって、面白い。確かに「映像作品」なのだ。かなりストイックな。
さて、どうやって映像と音を取り出して、保存しようか?