K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

Hugh Lawson: Prime Time (1977) 1980年頃を思い出す

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戸隠から帰って、久々にレコードを聴いている。昔から好きなピアノ奏者。タッチが強く、一音一音の艶が良い。ドン・ピューレンなんかとともに、1980年頃に好きだった。1990年代に亡くなっていて早いなあ、と思っていたが、案外古くから活躍していた奏者で、初吹き込みは1957年のラティーフのアルバムだそうだ。中村達也のアルバムで知ったので、若いと思っていたが、そうではなかった。1935年生まれ。 
ジョージ・アダムス、ドン・ピューレン、ウッディ・ショウ、ヒュー・ロウソン、ヒルトン・ルイズ、ジョージ・ケイブルスジョー・ボナー、ウッディ・ショウ、デヴィッド・マレイ、チコ・フリーマン、セシル・マクビー、こんな名前が同じ引き出しのなかに入っていて、1980年頃に好みだったのだけど、世代的には随分ばらついている。この中で、マレイとフリーマンは圧倒的に若く、健在。ケイブルスのみは20年近く前、ケンブリッジで聴いたが(ソニー・フォーチュンと)、当時でも疲れが見えていて、最近、病気が伝えられている。その他の奏者達は早々にあの世に行ってしまっていて哀しい。フュージョン全盛と伝えられる時代だけど、彼らの直球のジャズも素晴らしく楽しかったのだ。現代ジャズ、と称される最近の録音を聴いても、その感を強くする。

追記:

これを書いていたら林さんから以下のご教示。ありがたや!

プライム・タイム

プライム・タイム

 

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Hugh Lawson: Prime Time (1977, Jazzcraft Records)
A1. The Highest Mountain 4:43
A2. Blue Bones 5:07
A3. The Need To Smile 4:44
A4. The Duke Ellington Sound Of Love 5:06
B1. Rip-Off 6:37
B2. I Fall In Love Too Easily 7:23
B3. I'll Keep Loving You 2:13
B4. Make Me Rainbows 6:02
Hugh Lawson(p), Bob Cranshaw(b), Ben Riley(ds)
Recorded October 20, 1977 in New York City

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