K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

ANA機内の後藤雅洋セレクトで聴いたアルバム

ANAの機内ではノイズ・キャンセルヘッドホンを着用。長時間の轟音が緩和され、確かに疲れ方が小さい。

今回はこれで機内の音楽サービスを。

まずモンクのBlack Lion。これRSDでレコードになったり、の盤。購入を迷っていたので、試聴感覚。晩年まで芸風が揺るがなかったモンクだけど、聴いてみると、タッチの柔らかさのようなものを感じ、録音の良さもあり心地よい。近年のマスタリングの向上を信じて、購入してもいいかな、と思った。

ジャマルの解説の「マイルス云々」はどうかなあ、とも思う。これ、ギターも入ってなかなか気持ち良い録音だった。こんな盤を教えてくれるのが、嬉しい。

ボビー・ハッチャーソンはBN時代しか聴かないなあ。後藤解説でがクロンビーのギターに触れていたが、ローズの感じが良かった。ケイブルス。確かに彼の70年代の電気ピアノはいいよね(息子の代の末期的コンテンポラリーで幾つか)。

ムードだけ、で印象弱め。しかし、まあムードを愉しむような感じも悪くないかも、と思った。ギター一本でヴォーカル、というのが良かったのである。