ANAの機内ではノイズ・キャンセルヘッドホンを着用。長時間の轟音が緩和され、確かに疲れ方が小さい。
今回はこれで機内の音楽サービスを。
まずモンクのBlack Lion。これRSDでレコードになったり、の盤。購入を迷っていたので、試聴感覚。晩年まで芸風が揺るがなかったモンクだけど、聴いてみると、タッチの柔らかさのようなものを感じ、録音の良さもあり心地よい。近年のマスタリングの向上を信じて、購入してもいいかな、と思った。
ジャマルの解説の「マイルス云々」はどうかなあ、とも思う。これ、ギターも入ってなかなか気持ち良い録音だった。こんな盤を教えてくれるのが、嬉しい。
ボビー・ハッチャーソンはBN時代しか聴かないなあ。後藤解説でがクロンビーのギターに触れていたが、ローズの感じが良かった。ケイブルス。確かに彼の70年代の電気ピアノはいいよね(息子の代の末期的コンテンポラリーで幾つか)。
ムードだけ、で印象弱め。しかし、まあムードを愉しむような感じも悪くないかも、と思った。ギター一本でヴォーカル、というのが良かったのである。