K’s Jazz Days

K’s Jazz Days

ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

アヴァン・ミュージック・イン・ジャパン 日本の規格外音楽ディスクガイド300

昨日、DUで購入した本。

アヴァン・ミュージック・イン・ジャパン 日本の規格外音楽ディスクガイド300

アヴァン・ミュージック・イン・ジャパン 日本の規格外音楽ディスクガイド300

 

浅川マキ、近藤等則橋本一子清水靖晃など、ジャズからみると逸脱感が一杯の奏者達で、大好きなのだけど、その嗜好をジャズに限らず全方位的に逸脱感を与えてくれる音楽全般に。かなりボクの関心と重なっている。困ったものだ。「中央線ジャズ本」にも惹くものがあったが、微妙な「狭さ」が気になっていたので、膝を打つ感じ。

音の総体を括りあげるコンテクストの提供という意味で、本作は素晴らしい。コトバで書く意味と力の強さ。音という虚空の彼方に消えてしまう物理的な振動に、何かしらいみえを与え続けるのはコトバなんだなあ、と思った。

あと紹介から漏れた音楽で、最近では石橋英子を取り上げているが、全く同感。