K’s Jazz Days

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ジャズを中心とした音楽と本の備忘録

清水靖晃: Dementos(1988) 「ゴージャス感」が増感

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昨日届いたLPレコード。最近のレコード再発の多さに目を剥いている。そんなに手を出せない。この頃の清水靖晃は大好物なので、「躊躇しながらも注文」。

今朝、聴いてみたが実に良い。元来、多くの楽器を配した実にゴージャスな音の造りになっているのだけど 、その細部が浮き上がるような、そう「ゴージャス感」が増感されている。このアルバムの良さは、まさに「無意味なゴージャス感」が「無意味に漂う」感覚だから、大正解のリマスタリング。凄く良くなっている。

円高不況からバブルの高みへと向う、そんな日本の一瞬を捉えている。確かに懐かしい時代の音だ。

デメントス

デメントス